さす池

MEN 同じ顔の男たちのさす池のネタバレレビュー・内容・結末

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

気になっていた作品だけど、
レビューがいまいちな臭いぷんぷんだったので迷いながら視聴。

観た後に何だこの気持ち悪い映画。とだけ感想を抱き解説をかるーーくだけ読んで(熟読するほど興味も湧かなかった)あ〜成る程、となった。

主人公にとって『男は皆同じ(だから顔も同じ。でもそこにツッコミもしない)!揃いも揃ってあらゆる面から女性の邪魔をする。痛みを知れ‼︎』を詰め込んだメタ映画なんだなと思いました。

序盤の森の木々を滴る雫、土を踏むサクサクとした小気味の良い音、どこまでも音が響くトンネル……このシーンだけ繰り返し観たい。本当に綺麗で癒される。気持ちよくお散歩してたのにそれすら邪魔するトンネルの向こうの男🕺。ハーパーの行手を阻む先駆けか。

思い通りにならないと暴言を吐くクソガキ。
自殺を妻が追い込んだせいだと言っちゃう神父。軍に入れなかったくらいのレベルなのに勇敢ぶってそんなに役に立たない管理人。(のちに車盗られる🚗💢)
いい加減にしろや〜ってところで謎の出産ドミノ。インパクトのある気持ち悪いシーンを映画の中で何かしら魅せたかったのでしょうか。しつこかった。
途中から「え、まだやんのこれ」みたいな呆れ顔で見つめて移動しちゃうハーパーにはちょっと笑った。最後に夫が産まれてきて、ここまできてもなお自己中で薄っぺらいセリフを吐いて妻「あっそ……w」。

翌朝親友が来てくれて微笑むハーパー。
親友が実は妊婦だったってのが不気味さを思い出させる。
結局何が現実でハーパーは何と戦ってたのかよくわからないんだけど、玄関前の血の跡は誰のだったんだろう?幻覚じゃないってことよね。



1番気になったのは、親友が「今から向かう」という電話の最後に毎晩ハーパーは泥酔する‼︎(させる)と言ってたけど、妊婦の前で泥酔するほど酒を飲む女だと思われているのか、ハーパー。と思った。🥹
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