このレビューはネタバレを含みます
田舎の素敵なマナーハウスを借りた女性の元に、不気味な男たちがやってくる話。
快適そうなマナーハウスや緑あふれる森の映像が美しくて、画面越しでさえヒーリング効果がありそう…と思ったら森の中のトンネルのシーンから一気に不気味な世界に誘われ、それ以降は「？？」の連続。意味不明な出産シーンにドン引きしてたら終わった笑 なんなんだ…。
土着信仰の怪異のような精霊のような存在との神秘的な遭遇だったのかな？ WEBの記事で監督へのインタビューを読んだけど、制作側の提示したものと、それを見た視聴者の感想や思考などを合わせて作品としたい。みたいなことを言っていたように思われたので、ホラー映画におけるジェンダー観への問題提起、ただし答えはみなさんで考えてください、みたいな感じなのかも。映画の言わんとすることを考察してみたい方や、感想を言い合って愉しみたい方、予想外の不気味さや悪趣味さを味わいたい方にはおすすめ。トンネルのシーン、リンゴが落ちるシーンあたり好き。
ちなみに、自分は人の顔を見分けるのが苦手なので、男たちがあまり同じ顔に見えなかった…怖さが何割か減ってそうで残念。
