なんかシリアスなスパイアクションものみたいな雰囲気纏っているけど
最初の15分ずっと半ケツで戦う主人公を見て気づく人は気づくだろう
この映画はバカ映画だと
監督の考えたぶっ飛んだアクションを披露するための映画だと
銭湯でパンツ一丁での大立ち回り
豚を盾にしながらのカーチェイス
飛行機から落っこちながらの格闘
ヘリと列車を飛び交うクライマックス
物理法則無視とかチープな編集とが合わさってシュールな笑いを生み出してる
アクション映画でこんなに笑うとは思わなかった
監督は元々アクションを得意とする人だったがそれがもう爆発してる
アクション撮りたい欲が爆発しすぎてもうストーリーも撮影も編集もあったもんじゃない荒々しいものになってるんだけどもうここまでくると好き
自分の撮りたいものを撮ろうとするその熱意が面白い
頭空っぽにして見るのに最適な作品