イタリア映画はやっぱ良いな。
イタリアの小さな島におけるチリから亡命してきた詩人と現地の郵便配達者との交流を描いた友情物語。
ニューシネマパラダイスのアルフレッドがメインキャストということで見てみたけど主人公のマリオ役の魅力に思いもよらず惹かれた。
無学な郵便配達者は詩と出会うことで、恋を抱きそして共産主義へと傾倒していく。知識を得ることで無知な民衆に対する違和感を覚えるが、それが悲劇へと繋がってしまう。
表面的なストーリーでは恋に芽生える主人公がメインだけどその裏には政治だったり、大衆だったりが関わっていてそれが深さを出しているなーと思った。
こういった島に行ってみたい。なぜ詩人は別れたあと事務的なやり取りにとどめたのだろうか。