かきぴー

イル・ポスティーノのかきぴーのレビュー・感想・評価

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)
3.0
地中海の風景ほんとうに大好きです。
風景映画としての要素もあると思うので、この要素に関してはかなり浸れました、最高でした。

ただ、この作品…最後までハマらなかった。

もちろん、良い映画だとは思うし、ハマれば最高に好きな一本になることも頷ける。

ただ、あくまでも私の感想なので、どこがハマれなかったか記録しておく。


1つ目、「詩」にハマれなかった。
私がよく口うるさく言っている「二重評価構造」すなわち芸術の中の芸術の難しさである。本人らは詩に感動してるわけだが、私はピンとこなかった(おそらく感性がダメ)。もともとイタリア語を日本語に翻訳したから文学的な要素が落ちちゃったのもあるのかな…?

2つ目、後半の物語にハマれなかった。
前半にもう少しサブストーリーを走らせておけば良かったのでは?と思う。いや、ちゃんと走らせてるんだけど、もうちょっとやるべきかな…と。後半、メインストーリーを進めるキャラクターがいなくて、時間経過が主な進める要素になってる。前半はそうではなかったから、急にハマれなくなったのかな…と。

さんざん文句言ってるけど、嫌いではないです(´・_・`)(´・_・`)
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