1文字違えばラブライブ。
サラッとあらすじだけ読んで観に行ったらめちゃくちゃモヤモヤしか残らん映画だった。
人間が心の奥底で思ったりはするけど表には出さない本音。
人間の表と裏を両方ぶつけられる感覚。
それを端的に表していたのが遺体を部屋に戻す戻さないで騒いでた義母だった。
登場人物の誰にも感情移入出来ない。
木村文乃演じる妙子の選択もどうかと思うし、夫の二郎も浮気クソ野郎だし。
妙子の元夫も悪い人ではないけど、嘘つきで肝心なところで逃げ出す根性は死ぬまで直らなそう。
あれだけ世話になった妙子を雨の中でほったらかすのはどうなの?
人はどうしようもなく孤独で、だけど1人で生きることも出来ない。
2人の関係が完全に元に戻ることは無いだろうけど、散歩の先には希望があるのか。
とりあえず猫だけが救いだった。
無邪気にウロウロする猫が可愛い。
永山絢斗と瑛太って似てると思ってたけど兄弟なのね。
山崎紘菜の猛ダッシュが印象に残る。
TOHOの幕間に出てる時は邪魔だなと思ってたのに、いなくなったらいなくなったで寂しい存在。