ものすごく丁寧に、しっかりと作られていた映画だった。
多感な年頃の子にはかなりぶっ刺さる作品なんじゃないだろうか。
特に凄いのがアップでの登場人物の表情で
なんというか、心境変化の解像度とfpsが高い。
アニメーションって、1感情の変化→1表情の変化、くらいのわりとラディカルな表現形態を取りがちなのだけれど、これはグラデーションをきっちり出してくる。
絵コンテの段階から物凄く細かったに違いないであろう、作り手の職人技を感じる。
ストーリーも、コンパクトにまとめて、かつ見せるところはじっくり見せる。
わからん!ということはきっとないはず。
余談だけれど、
いきなりバーローか浮かび上がってくるのは
草生やさざるを得ない。