そもそもが
そろそろ
この頃なんて
今さら
知りたいことはないけれど
知らなくてもいい
それだけは違うから
欠伸の中に熔けていった
ふと浮かんだ夢
新鮮さが損なわれてしまう前に
時間切れとなって
十分後には忘れている
帰り道ならば
真っ直ぐよりも
まさかの曲がり角で
驚きたい
恐れながらも信じたい
その先の続き
それぞれは
そこそこ
あの頃だって
何やら
消えないこともあるけれど
消さなくてもいい
だからこそ迷うから
草葉の陰に咲き誇った
まだ蕾のまま
何の花か見つけられてしまう前に
舞台袖に立って
十秒間は願っている
独り言ならば
ばっさりよりも
まさかの落とし穴で
諦めたい
笑いながらも守りたい
この風の行方
窓を開ける
出てゆく分入っては
元通り
欠伸の中に熔けていった
ふと浮かんだ夢
新鮮さが損なわれてしまう前に
時間切れとなって
十分後には忘れている
帰り道ならば
真っ直ぐよりも
まさかの曲がり角で
驚きたい
恐れながらも信じたい
その先の続き
