「アウトレイジ」や「初恋」などを海外のフィルムノワールテイストにしたような、ポップな部分とドライな部分が共存する一本でした。
名優がズラリと並んでいるので安定して楽しめましたが、ザラザラとしたドライ具合が魅力的な作品な部分もあったので、タランティーノ的にもう少し突き抜けた何かが欲しかったかな…とも感じてしまいました。
ベテラン陣はもちろん、宮沢氷魚さん、奥野瑛太さん、玉城ティナさんら若手陣も魅力を存分に発揮しており、キャスティングが全員ハマってるな…という印象でした。
こういう、硬派に攻めれる邦画を製作してくれる映画会社が増えるといいですね…!