このレビューはネタバレを含みます
公開初日に鑑賞。
主役の阿部サダヲさんを含めて豪華な主役級の俳優陣の皆さん皆さんで演技パワーが半端なく溢れていました。華があり過ぎるというのはあちこちに視点が注がれてしまうのか、まあ贅沢な悩みです。
それでも主演の阿部サダヲさんが観たくて観に行った感じです。やはり面白い〜。惹きつけられる才の持ち主ですね。翌日の劇場挨拶で一目でも良いのでお目にかかりたかったです。
映画は小技も効いていて、ハラハラしたり、驚いたり、胸打つシーンもと、面白くて満足したのですが、何か物足りない。果たしてそれは何かと考えてみたら、主人公のその後があっさりと人に語られる形で終わってしまったこともひとつあるのかな。
池井戸潤さんの原作を未だ読んでいないので、読んだ後で補足追記したいと思います。
2023/3/16
小説『シャイロックの子供たち』を読み終えて。わ、原作面白いわ〜。原作世界の方がエグかった。主人公西木さんの失踪が、よりリアリティを感じる結末でした。映画では西木さんの後半の動きが何だか物足りなかったんだよね〜。んでね、小説では人物の印象がくるっと変わります。二倍楽しめました。倍返し効果?(笑)