最近は気軽に呼び出されるようになった、特に無宗教に近い日本で「困った時の」で頼まれる存在の軽い神様と、神を都合のいい時だけ敬って不要になったらないがしろにするような俗物との間で展開する物語。
ほんと日本人って神にお願いこそすれ感謝することってほとんどないよね。
っていうのを見終わってからすごく感じたし、もし神と呼ばれる存在に肉体や知性があったら、こんな都合のいい奴らの相手なんかそうそうしてらんないよな、だからこそ日本でしか成立しないタイトルとコミュニケーションだなと。
笑顔から徐々にマジ顔になるムロツヨシの怖さは笑いながら怒る竹中直人にも通じる狂気を感じる。
大魔神的に0→100でキレるのも怖いけど、それより徐々にゲージが貯まって100になってから気付いて、ごめんなさいってしたら実はもう200でしたパターンの怖さもヤバいよね。
そんな事もわからないで誰かを利用して人生チョロいって思ってる人が転落するスピードの速さよ。
やっぱりYouTuberって警察に捕まり始めてるのかもしれない。
あ、見る人を多少選ぶ映画だからそこだけ考慮して見てね。