TakashiKikunagaさんの映画レビュー・感想・評価

TakashiKikunaga

TakashiKikunaga

サマリタン(2022年製作の映画)

3.8

久しぶりのシルベスタースタローン映画。
映画館の公開期間に間に合わなくてAmazonプライム視聴。

なんかストーリーにひねりは感じても想定の範囲内を出ないというか、スタローンを濃縮還元した飲み物の後
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新選組オブ・ザ・デッド(2015年製作の映画)

3.0

なぜ見たのか
いつかの過去、たまたま余裕があったから目についたこれをダウンロードしておいて、何となく仕事しながらながら見してみるかって感じだったと思う。

ゾンビのチャチさがバレないような演出なのかど
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.6

タイトルとパッケージからなんとなく現象はわかるけど、そうなった原因と結末はどうなるのかが気になって見てみた。

何かどんな展開になるかなー

と思ってるうちにその現象がズンズン展開していってスピードア
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

最近は気軽に呼び出されるようになった、特に無宗教に近い日本で「困った時の」で頼まれる存在の軽い神様と、神を都合のいい時だけ敬って不要になったらないがしろにするような俗物との間で展開する物語。

ほんと
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.3

確か阿部寛が主演した実写版の方も映画館で見た記憶があるんだけど、ストーリーはおぼろげで、こっちの作品の方がヒリつくような人間の空気、雪山絶壁に立ち向かう人間の小ささ、自然の前で無力になった人間の行く末>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.9

原作より好きかもしれない。

特に回想シーンにだけ出てくる奈緒は、漫画よりももっとマリコだったし、辛さ苦しさの積み重なった心に蓋をした表情とセリフがすごいの。

こうなったらメンタル病院で5年〜10年
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.1

ひっさしぶりに映画館で見れたよ!

やっぱり映画館はいいなぁ。

日本が舞台って設定だけどそんな事はあんまり深く考えなくてOK。
ド派手なアクションもほどほどに、ちゃんとストーリーもあるし、謎っぽい要
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

最近は子育てメインで映画館に行く余裕がないので、もっぱらサブスク民と化してる。

話題になってたけど映画館で見るタイミングが合わなかったので、アマプラでこないだ視聴。

なんとなく噂には聞いてたけど、
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

4.0

毎日少しでもいいから文章を書くことを自分に課している。それは記事やブログに限らず口コミとかレビューとか、SNSでもいい、とにかく書くことの習慣を続けようとしている。

この映画を見たのはもう1年くらい
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

映画館に行けずAmazonプライムで見た。

ドンズバで語弊があるけど、厨二映画です。

ミスターノーバディ、つまり「誰でもない男」ですよ。
普段は温厚に暮らしているのに、自宅に強盗が押し入ってきて、
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

菅田将暉が出てた印象がほとんど無いんだけど、浅田さんはカメラマンとして知ってたし、どんな映画になるのか知りたくて見に行った。

富山でやってた浅田さんの写真展にも行くくらいには好き。

自分が初めて買
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

シンプルに良かったと思ったんだよね、変にこねくり回さず、必要以上にドラマチックな演出もせず、キャストの感情を出してくる舞台みたいな映画。

アメリカは長いこと様々な家族関係を描くことを続けているけど、
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

久しぶりに平日有休映画館。
ドルビーアトモス。

子供の頃に見たのはアニメでシンプルな勧善懲悪ストーリーだったと思うけど、徐々にダークな部分を感じてきたのは世相を反映してる作品になったからか、それとも
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

普段はTOHOシネマズで見るけど、今回は友達がお勧めしていた池袋のグランドシネマサンシャインへ。

せっかくなので、プレミアシート的な座席を3日前に予約して、『見せてもらおうか、IMAXの本気とやらを
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フード・ラック!食運(2020年製作の映画)

4.5

映画で焼肉を食べた感覚が残る。
寺門ジモン氏の肉への愛、食事への愛、飲食店とその店員と生産者と関わる全てへのリスペクトと愛が詰まった映画。

数々の名店の方々の信じられない協力体制からも寺門ジモンが愛
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ハリエット(2019年製作の映画)

3.8

南北戦争の少し前、奴隷制度への抵抗と解放へ人生を捧げた実際の女性のストーリー。

奴隷として生きていた主人公が自らの逃亡を経て徐々にその目に力を宿し、家族や仲間の解放、延いては黒人、奴隷制度からの解放
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.3

リメンバー・ミーは泣いたなぁ。
海外アニメでも違和感なく見れる絵になって久しいけど、それにしてもこんな泣いたのは似たような環境があったからか、とにかく共感ができた。
ディズニーとピクサーなのか。
ええ
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

4.2

見終わった後の「そーゆーことかー!」感がすごい。
予告を見て、ただの出演者の人気に乗っかっただけの映画でしょ、とか思ってごめんなさい。
ちゃんと考えられて作り込まれてて全部が繋がっていて、すごく丁寧に
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

マーベル作品の新しいヒーロー。
普通におもしろいアクション映画っていう印象。

圧倒的に飛び抜けた何かがあるわけじゃないけど、世界から隔絶された王国の国王がヒーローって事で、設定が他のマーベルキャラク
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

4.1

マットデイモン主演で、世界中の人口が増えすぎている問題を、人間のサイズを小さく「ダウンサイズ」することで解決しようという提案をする企業と、実際に小さくなることを選択した人たちと、それを拒否した人たち、>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

クリント・イーストウッド監督作品。
今まで見たイーストウッド作品で描かれた人間の心情みたいなのがすごく好きで、ギリギリでの判断とか人生をかけるタイミングとか目に宿る意思の強さとか。楽しみにして行ってき
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.1

染谷将太くんが頑張っていたような気がする。
映像を推している映画ってストーリーがフワッとしている事が多いけど、チェン・カイコーは何がしたかったんだろう。阿部寛もいい感じだったけど、「日中合作で映画作り
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

開始から結末まで素敵な映画であることは間違いないんだけど、どの辺りが賞に値するのかまでは理解できなかった。文化的な違いもあるんだろうけど。
日本だとこういう行動をすると周りからヒソヒソ言われるんだろう
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

涙と鳥肌の歌唱シーン。
ドラマとしてのセリフと感情表現の歌とがシンクロして映像も綺麗で自然なカメラワークで、これこそまさに「作品」だなと。
これでミュージカル映画が日本にも定着しそう。

マンハント(2018年製作の映画)

3.9

ジョンウーがついに日本で映画を製作。

中国マネーが製作委員会に入りづらいと思ってたらこんな形で日本のエンタメ、映画界に突っ込んで来るとはなんて商業的な部分も感じつつ、シンプルに日本だと出来なさそうな
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.5

綾瀬はるかが出るファンタジー系なので、こうなるだろうなって予想まんまの感じでした。

ただラストは良かった。

坂口健太郎は途中から背が伸びた星野源にしか見えなくなるし、本田翼はかわいいのにフラれるタ
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不能犯(2018年製作の映画)

3.6

あんまり期待してなかったけどプチどんでん返しがたくさんあって、展開も構成もいい感じでした。

主役の松坂桃李の演技もキャラクター通りで続編もそれなりに面白そうな気がしてる。

あとは出演者がバラエティ
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.9

いい意味で期待を裏切られた。
誰にも等しく与えられた時間という価値と、いつか訪れる死という存在。

その2つが作品の裏側に流れていて自分ならどうするか?を感じさせてくる映画でした。

スタートから明ら
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

アメリカ国民が感じることとはきっと違うんだろうけど、カラーによる差別の激しかった時代の実際にあった話を復刻させた映画。

日本に住んでいて肌の色による差別を感じることは稀だが、人種は少しはあるかもしれ
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.2

新参者シリーズ最終作。
東野圭吾の泣けるミステリーってもう完成度とかどうでもいいくらいストーリーに入り込んでしまうし小説を読んでるような作品だし、これが俳優の演技力なのかもしれない。
すごく丁寧に作ら
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.8

思った以上に良かった。
ただのパニック映画じゃなくストーリーがちゃんと描かれてて感情移入もしやすかった。

ただCMでド派手にやってたのはほとんどストーリー関係無いし凍った彼氏もザコキャラなので、逆に
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インプラント(2002年製作の映画)

3.0

なんて言っていいか分からない衝撃的な終わり方だった。
観た当時は「え?終わり?」っていう驚きと全く救われない、アンハッピーエンドにしか見えないエンディングに非常に憤りを覚えた。
こんなにスッキリしない
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ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版(2002年製作の映画)

4.2

MTVのjackassが好きなら見るしかない。
そうじゃないなら、見ないほうがいい。
そういう映画。

RED SHADOW 赤影(2001年製作の映画)

3.5

安藤政信や篠原涼子、奥菜恵に谷啓、藤井フミヤ、竹中直人に村上淳など錚々たるメンバーが出ている日本の忍者アクション・コメディ映画なんだけど、観終わって思うのは「麻生久美子がかわいかった」の1点だけじゃな>>続きを読む

泥棒役者(2017年製作の映画)

3.9

最初は映画のテンションにうまく入り込めなくてどうなるかと思ったけど出演者が増えるたびにどんどん引き込まれて来て、後半は涙も。
シチュエーションコメディ好きだから見てよかった。

関ジャニって存在で少し
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.5

キングスマンゴールデンサークルを抜いて2018年暫定1位の映画となりました。

「えー、熊のかわいい感じの映画なんでしょ?」とか思わずに予備知識ゼロで観て欲しい。見かけに騙されて映画の本質を見逃すこと
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