おかしいとはわかっているけど、青春映画かと思ってしまった。
それと、恋愛でもないのに「このふたりってカップルだっけ?」と微笑ましく感じてしまったのも悔しい。最高。
特に後半の自撮り棒でのチャンバラシーンは笑ってしまいました。
立場や環境がこうならないと、二人の関係性はこんな風に近くになれなかったのか、ともの悲しくもなりました。
後半にいくに連れてどんどん地獄さが増していくのに、視聴する精神的なダメージは少しずつ緩和されていくのが不思議。
個人的に大好きなのが、二人がとある人物を一緒に罵るシーン。二人の間に存在した信頼をあれだけで表現されるのはすごいなぁと思いました。
ラストも大概地獄なのに、映画の中で一番血が通っているようで温かく感じました。すっごくいい映画でした。