健一

シスター 夏のわかれ道の健一のレビュー・感想・評価

シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)
4.0
『ぼくには お姉ちゃん しかいないんだ。』👦

『肉まん が食べた〜〜〜い!』👦

😭😭😭😭😭😭😭😭😭
泣き疲れました。😅

昨年(2021年)本国🇨🇳で記録的な大ヒットを飛ばした話題作。
中国映画 お得意の『子供を使った お涙頂戴Movie』です。😅
こんなん 泣くに決まってるよ!😭

story
看護師として働く アン・ランは医者になるために北京の大学院進学を目指していた。
ある日 交通事故で両親を失い 見知らぬ6歳の弟が突然現れる。
実姉であることで 親戚たちから養育を押し付けられるが 彼女は夢を諦められず 弟を養子に出す事に。
養子先が見つかるまではしばらく預かることに。
両親の死すら理解できずワガママ放題の弟に振り回される日々。
しかし 幼い弟を思いやる気持ちが少しずつ芽生え 彼女の『硬い意志』が揺らぎはじめる・・・

『一人っ子政策』『夫婦別姓』『弔いの麻雀』。
20世紀の中国🇨🇳を生きた親戚たち。
21世紀の現代を生きる若者たち。
『医者になる夢』か『弟と生きる現実』か。
ツラい選択に戸惑う女性と身寄りのない弟のふたりの姿に 胸が押し潰されそうになるのと同時に中国🇨🇳という国を『支えた』人達と『支える』人々のカルチャーギャップ的な葛藤も観ていて 心を打つ。

あなたなら、どうする・・・

いやっ、そりゃ 弟でしょ‼️
そんな簡単なことでは無いんです。
その辺の複雑な感情、事情を お国柄を踏まえて痛々しいほど上手く描いているので、異国の我々にもその『痛み』がちゃんと伝わってくる。
映画は『万国共通』とはよく言ったものだ。

とは言え。
ちょっと邦題が いただけない。
英語タイトルのまま「シスター」でサブタイトルが「夏のわかれ道」?
そんなに『夏』を強調してないし?
もう少し考えて素敵なタイトルを付けて欲しかったかな?

恐らく本作は低予算で撮影期間もかなり短かった作品なのでは?
それでも これだけ しっかりとした作品を作り上げてしまうのだから 色んな意味で今、中国の勢いは誰にも止められないのだろう・・・
私が住む隣街 池袋 も今、中国人でいっぱいだ!😵


2022年 11月25日 8:10〜
新宿ピカデリーscreen 7
💺127席
客入り 20人くらい。

3回目のワクチン。まだ打ってない。
どうしよう。

鑑賞後、出社。🚶‍♂️
健一

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