その昔地球から絶滅する生物は一年で4〜5種だったが、今では年に4万種もの生物が絶滅しているそうだ。
反対に種の特定されない生物も多いが価値がなければ探しもしない。
苔や菌類は未知の種の方が多いとも聞く。
だから地球には命が満ちている。
絶滅したと思われるタスマニアタイガー(フクロオオカミ)の最後の一匹のDNA採取を依頼された凄腕がタスマニアの自然の中で過ごし自然児のような子供たちと触れ合う。
ヒーリングヴィデオのような美しい景観と黙々とソロキャンプをするデフォー。
レビュワーにはデフォーマニアのような人が多く彼が出ているだけで星の数も増えているような。
デフォーは大好きな俳優の1人だがキャスティング的に彼で正解だったのかどうかと疑問に思ってしまう。
ラストの行動はあまりにデフォーらしくなくスタローンでもキアヌでも良かったんじゃないの?と思ってしまう。
森でウッドストックをやると木の枝にたくさんのスピーカーを設置して配線し直してさてジミヘンでも大音量でかけるかと思ったらヴィヴァルディというひねくれ感。
そのストレートでない作り手がデフォーをキャスティングしてるのならあのラストはいただけない。
ただのヒューマンドラマだ。
しかし、ラスト以外は素晴らしい映画だと思う。