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The Quadrille(英題)
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『The Quadrille(英題)』に投稿された感想・評価

arch
2.1
ジャック・リヴェット監督、ゴダール出演。サイレント映画であり、セリフも音楽もない状態でダンスルームに三人の男と2人の女がいる。
誰も面識はないのか、会話はない。それぞれがモジモジしている様子が延々と映される。一見、実験的かつ拙い作品ではあるがモンタージュという映画原則に基づいた手法については興味深い。
画面に一人しか映っていないカットの連続で構成されながらも、それでも彼らは部屋の中にいる他人を気にしていることは分かる。それは「視線」とカットの連続による「錯覚」によるもので、エイゼンシュタイン以降のモンタージュの効果そのものである。
言ってしまえばそれだけで成り立つように作られ、名前も分からない男女の色恋の感情を少なくとも把握出来るレベルで描けているのだから面白い。後半になるにつれて2人で映るカットが増えていくのだが「人」のみがカットに映る前半から次第にカメラが"2人"を捉え「空間」が立ち上がってくるようになり、そこから"外へ出る"という男女の動的な関係性の発展にていくのも面白い。

飽くまで実験的な作品で退屈なのは間違いないが、色々思い出させてくれた作品。
何かが起こった気がする。寝そうになった。またみよう
視線と距離感の映画か。前作同様に無音声かつテキストなし。ライティングやセット/ロケーションなどによる演出も排して完全に視線・人間同士の距離感・カメラの視点・距離感で展開される。

実験映画の印象はあるものの、あまりにも基礎的なところを実験対象にしているので今作も練習を兼ねたんじゃないかなと推測する。

文脈も極限までシンプルなので、シャンタル・アケルマンの『部屋』→シャーロット・ウェルズ『アフターサン』みたいに、コンテクストによっては衝撃的な演出に応用できそうだと思ったりして、頭の片隅に置いておきたいと思った。