映像の転換という意味でめちゃくちゃ早い駆け引き

前作をもう少し拡張した感じ。タイトルカードが追加されたけど、セリフより説明文的なのが目立つ。

ロケーションは多少変わるし、屋外ではあるものの結局は一つの空間にいる人の集まりを映しているだけ。大きいグループ、カップル、個人、その間を行き来する人、みたいな。誰かがグループから外れる際に、カメラがその人かグループどちらを追うのか、とか、誰を前景に持ってくるようにカメラを配置するのか、とかには注意をしているような。

相変わらず若者の恋愛と、距離感のようなものが話の中心で、そこは若々しいというか。ジャック・リヴェットまだ見てないから、これからどうなるか。

【ジャック・リヴェット】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 （米誌「PASTE」 発表）第39位。