たけお

夜を走るのたけおのネタバレレビュー・内容・結末

夜を走る(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

不思議な映画だった…
激しいバイオレンスがあるわけでなく、ここで!って思うところでも何も起こらず、ラストのラストで、先生(教祖的な人)の声が、秋本(主人公)の声に聞こえたのは、僕の錯覚か?
秋本は、最初から最後まで変わらず、車の洗車機のように、周りが動いて変わっていくだけで、何も変わらない映画だったのか…
先生(教祖的な人)に心を解放された秋本は、我慢をしなくなり、心のままに生きるようになるが、それでも、変わらない…
何か起こりそうで起こらない…
何のための拳銃?ってくらい、ここで、惨殺するかってところで、殺さない…の連続だった。
女の人が殺されたのも、会社の後輩(もう一人の主人公)が供述していた秋本がやったということを、結局は、後輩がレイプして殺したのか?秋本は変わらなかったのか?
じゃあ、この後、秋本は逮捕されるのか?そこでも秋本は変わらないのか?
ありふれた日常の一コマに、あり得ない日常が訪れて、それでも秋本は変わらない…
最後まで、面白いところはないが、つまらないとも思わず見られてしまうのは凄いことなんだろうか?
ずっと、心がざわざわした感じで最後まで見せられるのは、面白い映画なのかもしれない…
何とも不思議な映画だった…
あ!それと、会社の社長、ずらが取れた瞬間、この役者さんやったんや!全然わからへんかったってなった…
たけお

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