最高でしたね!!
「子供はわかってあげない」の沖田修一監督作品。
沖田監督が作り出す、どこか変で緩くて心の奥がじんわり暖かくなる世界は唯一無二だと思います。
主人公を取り巻く人間が基本優しくて良い奴で平和なんだよな〜!
「好き」を貫くことの大切さや、「好き」に勝るものは無いという力強いメッセージが描かれていますが、一方で「好き」を仕事にすることの厳しさや、「好き」の力を信じ貫くことの孤独さといった側面も描かれていたのが印象的。他にも色々な気づきもあります。「好き」を仕事にできる環境がいかに貴重なものか。感謝を忘れてはいけませんね。
それでも説教臭くなく、沖田監督の作り出すレイヤーを通じて描かれるので、優しく背中を押してくれる作品となっています!そして、クスッと笑えるネタ多くて面白いし、何気ない描写が後半になって生きてくるのでめちゃくちゃ緻密なんだろうなと感じます。
かが屋の賀屋さんの演技がめちゃくちゃリアルで、とあるシーンは色んな意味で怖いです。変な汗出てきます。
さかなクンも登場するんですが、個人的には結構衝撃的なシーンを観ることが出来たので、これだけでも映画館で観る価値あり!めちゃくちゃロッキーみたいなシーンもあるよ ロッキーの撮影じゃないのよ〜