“普通ってなに?”
沖田修一監督 x のん主演 で”さかなクン”の自伝。
監督のファンなので楽しみにしてた作品。いつもりよりはセリフに頼った感じあったけど、やっぱり優しく暖かい。
ぼくも学は無いのに視野の広い両親のおかげで人生の選択肢を広げられたクチだと思っているけど、自分が一番すきなことは、仕事にならないと諦めてしまった所があったと思う。今なら違っただろうか。
ミー坊のお母さんの、子供の好奇心、特性をつぶさず大切に育て上げた偉大さには痺れた!おそらく離婚してまで…だもんね。
彼がそうかどうかはともかく、ほんといい加減“発達障害”って表現とか、どうにかしないとね。遅れてるのではなく、普通じゃない才能を持っているということ。
好きこそものの上手なれでぎょざいます!
そしてこの物語に嫌なヤツが出てこないのは、まず本人がそう捉えてないからに違いない。
のんちゃんももう今年で27歳なはずなのに、男子高校生役も自然にいけるかぁ。すごい。
母親役の井川遥は昔から好きだったけど、柳楽優弥や夏帆など、助演陣も好み。
“総長”、“狂犬”、”カミソリ”
特にあの時代のヤンキー達の素朴な感じが愛らしくてニンマリ。
“臭くなっちゃうでしょ”
“そんな風にシメたりしないよ”
そして成長した彼らが味方で居続けてくれてたことが何より嬉しい。
ていうか、さかなクンてもう47歳なのか!?しかも館山在住って、なるほど。
関係ないけどラストの疾走シーン、ひときわ大きくてピンクの服きた女の子が気になって仕方なかった😀
あと、“アジのホネ茶”ねw