心優しき不良たちにささぐスコア3、それがなければスコアは2。
不良たちがワイワイやってるシーンだけが楽しい映画だった。
子どもの「好き」をのばすとか、「自由にさせることが芽をつまないことにつながる」って、ものすごくきれいごとだなと思った。
親としての責任を果たしているのはまちがいなく父親だ。
母親は寛容というよりも考えなしの無責任だといえる。
映画の中だから「よかったね」で終われるし、主人公の母親もさして責められることはないだろう。
貴重な人材ができあがったとしても、なんだかんだうまくやれてたとしても、それは結果論。
いくら自叙伝が原作で、実在の人物を否定する事になったとしても、「子供が社会で生きていくために必要な教育をしない」のは虐待だと思う。
タイトルにあらわれているとおり、いつまでも「こ」として所有している呪縛が恐ろしい。