ただただ「好き」を貫くだけで、仕事も得て、多くの人を幸せにすることができたさかなクンが凄いと素直に感動。もちろんそこには彼の努力と信念もあるのです。
絡んできたヤンキーたちが素直に感化されるところなど、微笑ましいエピソードが並び（コメディセンスもよし）、優しい人たちばかり出てくる、幸福な気分になる映画です。のんを起用したキャスティングも素晴らしい（彼女は良くも悪くも「あまちゃん」のときから変わってない）。
あえてこの映画にケチをつけるなら、さかなクンの出演シーンは不要だったかと。あと、ちょっと長過ぎかも。
ちなみになんですけど、私、さかなクンと同い年でした。年下の落ち着かない男の子とずっと思ってた（笑） なんかこの人の生き方って、リアリティがないというか、真似できないなぁ。幸福な生き方で羨ましいけど、やっぱり何かが欠落しているようにも感じます。それが何とは言いませんが。
Eテレにて。
