冒頭で兄弟が居酒屋で話してるシーン、船に乗って父親に似てきた、母親に似てきたと話すシーンだけでなぜかじんわり泣けた。いい年齢の兄弟がふたりで旅に出る、他人を介さず会話をするって、なんだか日本にいるとファンタジーのようにすら思えるほどなかなかない光景な気がする。
先日RRRを見た時にも思ったけど、言語がわかるとわからないとじゃ瞬間的に理解できる幅が違うよなぁ。なまりによって人物間の関係を想像できるほど外国語ができたら外国語の映画も楽しいだろうな。
東京初日舞台挨拶、池松壮亮さんが「人生が漂っている」と言っていて、その通りだなぁと思った。
