うなぎを食べて、こたつ船に乗ったいつぞやのことを思いながら。
チャン・リュル2本目。
こんなに美しく柳川を撮ってくださりありがとうございます。
二人乗りの自転車が水面に映るカットはアートをみているよ…
■映像美、最小限の台詞。
いつかみんな変わり/消えていくからたくさん話をし、何かを共有しておいた方がいい。
でも話したこと、共有したことも、一方からすると“無かった”ことなのかもしれない。
現実…
末期癌と知ったドンは兄を誘い柳川を訪れ昔愛したチュアンと再会する。ゆっくりと時を戻しながら
過ごす時間。柳川の風景とチュアン、宿のオーナー、居酒屋の女将らの現実感のないふわふわと生きている彼らがマッ…
佐賀市出身なので柳川は隣の隣の市でそう遠くない。加えて福岡在住なため西鉄電車の走る風景などは馴染み深いが、近過ぎて積極的に行くことはあまりなく、せいぜい川下りをしたかたまに佐賀にいる時に車借りて道沿…
>>続きを読む2025年4月 U-NEXTで
・村上春樹そんなに沢山読んでないけど、なんとなく村上春樹の初期っぽい?
・実際にチュアンと付き合っていたのは兄だけど、多分深い所で通じてた、というかお互いの孤独を分か…
慶州や福岡などで知られるチャンリュルの作品。疎遠になっていた兄と共に日本の柳川に訪れる話。
男3人、女1人という構成が若干あざといものの、日本の作家には絶対に撮れないであろう美しいカットに溢れてい…
ワンショットで画になる場面が多くて、とにかく美しい。
日本を舞台にしているものの、異国感がある風景に見えるような画作りが魅力的。
主演の女優さんの歌声が美しくて、この映画の雰囲気をより艶美なものにな…