あなたは台湾のことをまだ分かってないと言われた彼女の顔が最後までまったく映らなかったことがこの映画の全てだと思った。自然災害を描くことでより逃げ場のない彼女たちがくっきり浮かび上がって勝手に閉塞感と絶望を感じてた。新しい生活を見つけた彼女たちは希望であるが村から出られない男性たちの虚しさが暴力になってしまうのが悲しい。やり場のない憤りと変われない自分へのあの苛立ちとがほんと画面から伝わってくるんよ…

ずっと見たかったから映画祭で見れてほんと嬉しかった！江常輝がまじのまじのまじで最高だった

• #大阪アジアン映画祭2022

1990年代、ベトナムやインドネシアから台湾男性と結婚するために台湾へ移住してくる女性、いわゆる「新移民」がテーマ
前半はけっこう好きで、主人公が身分証を受け取りバルコニーで嬉しさに浸るシーンなんかがグッときたんだけど、後半に入ってからガラッと撮り方が変わり、言いたいことはわかるけどうーん……だった
まあそんなことより隣に座ってた人がずっと独り言を言っていたことが気になりましたが