ちひろさんの映画レビュー・感想・評価

ちひろ

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奇跡の旅2/サンフランシスコの大冒険(1996年製作の映画)

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今回はわんわん仲間が増えてもふもふ度があがり、犬を捕まえるおマヌケふたり組がホームアローンぽくてよりエンターテイメントになってた。ペットと野良という垣根(垣根?)を超えた愛と友情物語。そもそも預けたペ>>続きを読む

奇跡の旅(1993年製作の映画)

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わんねこを人に預けて引っ越し置いてかれる犬を見て涙、大自然を旅しそんなに歩いたら肉球ぼろぼろになるよ〜と涙、絶対的ハッピーエンドに涙。とにかくわんねこの演技がすごすぎる。川のシーンとか大自然に住む動物>>続きを読む

THE MOON(2023年製作の映画)

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月に行って帰ってくる映画かな〜とおもてたら想像以上に人間ドラマ、そしてばかでか人類愛、めちゃめちゃ面白くて大興奮でしょうがこんなん。まずジェグクがかつての亡き仲間の息子ってとこでこれこれえ!!!!!と>>続きを読む

クライング・フィスト(2005年製作の映画)

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リュ・スンワン監督の他のやつ見てみたいな〜と思い鑑賞。殴られ屋の元銀メダリストと禄に学校も行ってない不良がボクシングで試合するだけなのに、その背景が色々とてんこ盛りに詰まりすぎてめちゃめちゃ面白い。試>>続きを読む

密輸 1970(2023年製作の映画)

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試写会にて鑑賞。

海女たちが密輸を手伝うところから始まる最高クライムアクション映画でめちゃめちゃ大興奮。てか女女のシスターフッド映画でまたそこも最高🥳男達の血みどろサービスカット(サービスカット?)
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

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途中まで楽しそうで良いわね〜とおもてたらさすがにエドワード可哀想すぎん?!!!なんか楽しんでは吐き捨てを繰り返すエンタメ界への皮肉をも感じる。お洋服も髪型もわんこたちも全部可愛すぎる。一周回ってめちゃ>>続きを読む

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

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見終わったときのなんだかちょっと寂しい気持ち。疑似家族で過ごした2週間、学校という狭い世界で厄介者だと思ってた同士で過ごす課外授業と、飲んでる同じ薬。アンガスが先生という過去からなにかしらを学びこれか>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

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先日知人に「猿の惑星を見てないなんて人生損をしている!」と言われたのでやとこさ鑑賞。奴隷制度を皮肉った映画かと思いきや未来のために発展を望まないという人類が繰り返す過ちを歩まないという世界にも見え(し>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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なんとも言えない面白さ。サイコとは芸術と表裏一体やなと思っちゃった。クラリスがわかりやすいほどの男性社会の中で仕事をしててしかも顔のこと言われるとかすごく時代だったわ。てかさ、なんかちょっとレクター博>>続きを読む

オールド・フォックス 11歳の選択(2023年製作の映画)

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情を取るか非情を知るかという11歳にはあまりに早熟すぎる経験は、そこから彼が狡猾にでも情もある成功者になってゆくなんだか歯がゆくまたそれをうまく乗りこなしていく今っぽさもありこういうの台湾映画の面白さ>>続きを読む

スラムドッグス(2023年製作の映画)

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犬たちによる飼い主への下ネタ満載復讐ロードムービー🐶自分の人生を犬のせいにしたらあかん。おしっこかけあうシーンがなるほどと納得してしまった(?)ラジーの口の周りがくちゃくちゃ黒くて毛並みの感じが昔飼っ>>続きを読む

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

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推しCPのためにひと肌脱ぐ映画やん。あの汗、腕の傷跡、筋肉、脚、あまりにフェチズムがすごく美しかった。音楽もぴったり型にはまってく気持ちよさ。テニスを愛し憎みそれしかない人生の3人はあっち行ったりこっ>>続きを読む

サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

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楽園を作るとかそういうのは勝手にしたらと思うけど、他人を巻き込むの絶対反対

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

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壮大な大復讐劇。音もバカでかくて最高◎前作めちゃ見返したくなる。

しかしながら「ぼくのかんがえたさいきょうののりもの」感がおもろ、まあ1番おもろいのはディメンタスの犬ぞりみたいに改造したバイクとタン
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罪深き少年たち(2022年製作の映画)

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さすがに面白かった。韓国映画あるある警察の不祥事を題材としつつも、指紋とかちゃんと調べずに逮捕したのかという手柄欲しさのための捜査の杜撰さ、立場の弱い子どもたちへの自白強要というあまりの酷さに奪われた>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

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ピアノを弾き終えて本当のこと言えたら良かったのにね、としか思えん。嘘に嘘を重ねて二重生活をしてまでも手に入れたかった生活と眩しい日々、なのに好きな人には死んでからしか抱きしめられないっていうあのボート>>続きを読む

四十四にして死屍死す(2023年製作の映画)

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死体が自分の部屋の前に置かれててこれではマンションの資産価値が下がる!とフロア住民総出で死体を隠すどたばたコメディ。いやさ早く病院に電話しな??!!って感じなんやけど、それよりもマンションの価値が下が>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

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大体収容所を描く映画って鬱々としてるのに、どこまでも青空で鳥が鳴いてて庭が美しく豪勢な食卓でもうそれだけでショッキング。ずっと不穏な音と会話が途切れたタイミングで響く銃声と悲鳴、流れてくる遺灰、取り上>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

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間違いないとしか言いようない映画。ただの熱血スポ根精神論は興味ないけど、タイカ・ワイティティ節というかそれぞれに島で兼業しながら働き多様性を尊重し伝統を重んじ、サッカーでは勝つではなく1点を取りたいと>>続きを読む

蛇の道(1998年製作の映画)

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時間の軸がぐるぐる巡ってく錯覚。途中まで話が見えてこなかったのに残ったのはお前ひとりだなってセリフの後、無機質でから回ってたような世界から急に怒りを感じ始める。数学クラブがまた不思議な存在で良いよね

無名(2023年製作の映画)

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戦時中の中国を舞台に誰が反乱分子なのかを探るストーリーが時系列を不思議に進んでくめちゃおもろい映画やったけどちゃんと軽くあらすじ読んでけばよかったなと後悔。いつか2回目見たときが一番面白そう。日本語の>>続きを読む

悪の偶像(2017年製作の映画)

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頭がごちゃごちゃになったけど自分の名誉なのか息子のためなのか分からないク議員がどんどん悪くなってくのが好きだったな…ハン・ソッキュは良い人顔やからこういうのほんと似合う!まあでもファムファタールみたい>>続きを読む

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

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シンプルに面白かった!家族も巻き込んでの大騒ぎ恋愛映画はまさにロマコメ王道ラブコメとしか言いようない◎ラブコメって騒がしいイメージあるねんけど、全然そんなことなくてとにかく会話の応酬が楽しかったな。肌>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

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ミュージカルで観るマリー・アントワネットはとにかく悲劇の女王で涙涙なのに、ソフィア・コッポラのマリー・アントワネットは等身大で早く大人になってしまった女の子だった。華美で豪奢な暮らしかと思いきや自然を>>続きを読む

スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

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めっちゃ面白かった!実写にしたときの概念って感じでその解釈がとても良かった。キラーもボム兵も出てたしヨッシーもまあそりゃ現実やとあんな感じだよね。あの凍った配管をマットですべり降りるの楽しそうすぎたし>>続きを読む

マイ・スイート・ハニー(2022年製作の映画)

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ユ・ヘジン初の恋愛映画とのことで最高にぴったりのキャラクターで変に若い子と恋愛するでもなくとっても良いストーリーだった◎胸がドキドキするゆーて薬局屋さんに駆け込むの愛らしすぎ。キンパも美味しそうやった>>続きを読む

ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版(1975年製作の映画)

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乙女映画だった。豊かで美しい髪に可愛い白のワンピース、死が隣り合わせにあるような儚さ。岩山が彼女たちを連れ去ったその事実の不可思議さと事態は深刻なのになんかその時代にしかない少女時代がとても美しくて白>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

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鈴木亮平がほんまにかっこ良すぎるし声もたまに神谷さん?!みたいな瞬間もあってめろめろ。槇村のビジュアルが完璧。邦画あるある画面が明るすぎるのと韓国ノワール映画大好きなので物足りなさもありつつも、去年見>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

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リメイク版見たあとやと寂しさもあるけれどそれは夏の終りのような寂しさにも似ていて、ちゃんと次の季節が来ると言う前向きな結末だったしなんか読後感があった。ホラーじみたとこはあの当時の限界やったんかも。母>>続きを読む

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

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これは面白かったな〜。信仰は大自然に負けるし、信仰は自分の怒りに負ける。強引に事を進め人が死んでも思し召しなんだろうか。全然自分を捨てきれてない牧師が浮いてた。アイスランドの自然が圧倒的に美しく力強く>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

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自分のセクシャリティの悩みも相まってより孤独が漂ってたからこそめちゃめちゃ辛いねんけどさ、親との話し合いが出来たり初めて好きという感情も知ることが出来たのが良いかって言われたら良くない。やっぱり寂しい>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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猥雑でごちゃごちゃであんなに人がいるのに自分の居場所がなくて泣いてたシャーロットと、同じように言葉が全然伝わらない中で意味わからん仕事してマネージャーもおらん妻も冷たくひとりだったボブとの数日間は、突>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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なんて愛おしい。ノラの、ここに今いることが全てという考え方がうちもそんな感じやしそれを言ったことあるので夢の中で韓国語を話すことに嫉妬するのがほんまに意味わからんし(いや分かるねんけどね)、だからこそ>>続きを読む

花椒の味(2019年製作の映画)

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最初はとんでもない父親やな…と思いながら見てたのに最後の方は姉妹がいて良かった😭父😭と大号泣してました。あとパートナーや家族の描き方がとても良かった。こういうの、すごくアジア映画やな〜と思っちゃう。重>>続きを読む

貴公子(2023年製作の映画)

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人がたくさん死ぬ血みどろ韓国映画だ〜いすき!キム・ソンホのキャラクターが愉快やったしクレジットが형になってて愛やんやった。とにかくわかりやすいほど面白かった反面、コピノと呼ばれる子たちがいる社会問題も>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

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家を乗っ取る話?と思ってたけど、強烈な愛憎の話でその全てが彼を愛していたに辿り着くどうしようもなく薄気味悪い映画だったな。バリーコーガンがまたよく似合う役であることよ