ちひろさんの映画レビュー・感想・評価

ちひろ

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スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

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めっちゃ面白かった!実写にしたときの概念って感じでその解釈がとても良かった。キラーもボム兵も出てたしヨッシーもまあそりゃ現実やとあんな感じだよね。あの凍った配管をマットですべり降りるの楽しそうすぎたし>>続きを読む

マイ・スイート・ハニー(2022年製作の映画)

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ユ・ヘジン初の恋愛映画とのことで最高にぴったりのキャラクターで変に若い子と恋愛するでもなくとっても良いストーリーだった◎胸がドキドキするゆーて薬局屋さんに駆け込むの愛らしすぎ。キンパも美味しそうやった>>続きを読む

ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版(1975年製作の映画)

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乙女映画だった。豊かで美しい髪に可愛い白のワンピース、死が隣り合わせにあるような儚さ。岩山が彼女たちを連れ去ったその事実の不可思議さと事態は深刻なのになんかその時代にしかない少女時代がとても美しくて白>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

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鈴木亮平がほんまにかっこ良すぎるし声もたまに神谷さん?!みたいな瞬間もあってめろめろ。槇村のビジュアルが完璧。邦画あるある画面が明るすぎるのと韓国ノワール映画大好きなので物足りなさもありつつも、去年見>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

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リメイク版見たあとやと寂しさもあるけれどそれは夏の終りのような寂しさにも似ていて、ちゃんと次の季節が来ると言う前向きな結末だったしなんか読後感があった。ホラーじみたとこはあの当時の限界やったんかも。母>>続きを読む

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

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これは面白かったな〜。信仰は大自然に負けるし、信仰は自分の怒りに負ける。強引に事を進め人が死んでも思し召しなんだろうか。全然自分を捨てきれてない牧師が浮いてた。アイスランドの自然が圧倒的に美しく力強く>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

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自分のセクシャリティの悩みも相まってより孤独が漂ってたからこそめちゃめちゃ辛いねんけどさ、親との話し合いが出来たり初めて好きという感情も知ることが出来たのが良いかって言われたら良くない。やっぱり寂しい>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

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猥雑でごちゃごちゃであんなに人がいるのに自分の居場所がなくて泣いてたシャーロットと、同じように言葉が全然伝わらない中で意味わからん仕事してマネージャーもおらん妻も冷たくひとりだったボブとの数日間は、突>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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なんて愛おしい。ノラの、ここに今いることが全てという考え方がうちもそんな感じやしそれを言ったことあるので夢の中で韓国語を話すことに嫉妬するのがほんまに意味わからんし(いや分かるねんけどね)、だからこそ>>続きを読む

花椒の味(2019年製作の映画)

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最初はとんでもない父親やな…と思いながら見てたのに最後の方は姉妹がいて良かった😭父😭と大号泣してました。あとパートナーや家族の描き方がとても良かった。こういうの、すごくアジア映画やな〜と思っちゃう。重>>続きを読む

貴公子(2023年製作の映画)

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人がたくさん死ぬ血みどろ韓国映画だ〜いすき!キム・ソンホのキャラクターが愉快やったしクレジットが형になってて愛やんやった。とにかくわかりやすいほど面白かった反面、コピノと呼ばれる子たちがいる社会問題も>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

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家を乗っ取る話?と思ってたけど、強烈な愛憎の話でその全てが彼を愛していたに辿り着くどうしようもなく薄気味悪い映画だったな。バリーコーガンがまたよく似合う役であることよ

12日の殺人(2022年製作の映画)

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女だから殺されたという、1番嫌な言葉。でもその言葉でしかない前半の捜査シーンだった。妻と同じ名前の女性をDVされてると思い込み(なのか本当なのかは不明)で助けに行くところ、もし同じ名前やなかったらそこ>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

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いくつになっても挑戦は出来るってほんまにな〜…と思う一方、ナイアドの他人と喧嘩しようともとにかく人を引き付ける魅力的なキャラクターってのがなんか圧倒的パワーすぎて、すごく陽を浴びた感じ。この力強さで人>>続きを読む

死んでもいい(1992年製作の映画)

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始まりが最悪の性犯罪なのが正直嫌やけど、そこにしか頼れない相手がいてしまうあまりに歪んだ関係。ふたり愛してはいけないのというセリフのような現実もあるけど、愛ゆえの男の暴走が生んだ悲劇すぎるんよ。夫が車>>続きを読む

ビニールハウス(2022年製作の映画)

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貧困問題の話かな?と思ってたら不幸の連鎖止まらんすぎる映画だった。全然幸せな瞬間無かった。イヤミスすぎるんだけど

成功したオタク(2021年製作の映画)

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や〜面白かったな。興味深いよ。考え方の違いかなんなのか分かんないけど犯罪をしたアイドルに対しての人格の押し付けを感じちゃった。そりゃファンに恥じない行動して欲しいよ。でもひとりの人間でもあるんよね。オ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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戦争は愚かで最悪だと思うと同時に、そこまでした日本についても考えてしまう。流石に思うとこがたくさんあるので、日本に投下すると話が出たときは震えたが。でもその現状を表現するのに広島の平和記念資料館に置い>>続きを読む

高地戦(2011年製作の映画)

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本当に戦争は良くない。愚かで最悪。戦争とは結局のところ最前線に立つ人と人なわけで、そこに情が生まれてしまうし、それでいて誰しも戦いたくないよね。停戦を決めるのもプライドの問題かなと思うと情けなさがすご>>続きを読む

恋わずらいのエリー(2024年製作の映画)

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推しが主役なのでと友達にムビチケプレゼントしてもらったんで見てきたんですけど、きらきら少女漫画実写映画なんて見たことないからおもしれ〜〜女(友達いない)と学校一モテる男(でも素顔は誰も知らない)ってい>>続きを読む

クローゼット(2020年製作の映画)

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いきなり祈祷シーンから始まる良い映画。ホラー映画ではあったけど、その実ネグレクトやDV被害など酷い目にあった子どもたちがもし現実に戻れてもそれはそれで地獄でない…?異界のほうが良かったのかな…?という>>続きを読む

権力に告ぐ(2019年製作の映画)

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聞き馴染みのない言葉が多く混乱するにしても話が面白すぎるし良い題材。政治とはまた別にお金を動かす人たちがいる気味の悪さ。そして市民がこれくらい怒るとこほんと見習いたい。チョ・ジヌンがつるっとしてて背中>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

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稀なほど贅沢で容赦なくて濃厚な邦画だった…やはり資本(お金)って大切。まず原作が面白いんだろうなってのとそれを元にした脚本が練りに練られててそれでいて沖縄という土地が持つ湿度の高さ、風土がぴったり。そ>>続きを読む

この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

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数年前にダイジェスト版のミュージカルを見たことがあるねんけど、そもそも映画やったのね。あの刑務所の中も含めシスターフッドな話なのがとても良かった。シェルビーがとても素晴らしいよね。パートナー(特に男性>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

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さすがにそんだけ撃たれてて死なんわけないやろと途中から思い始めてしまうけど、内に秘めた怒りが燃えたぎってる感じでとても良かったよね。人を人と思わん感じもやはり戦争最悪としか言いようない。でも負け戦だと>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

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悪魔祓い映画すべての原点で面白かった。カラス神父が絶対にへまをする、知ってる、とおもたら案の定やったがこんな心の弱いときには無理だよなとも。緑のでろでろが気持ち悪かった〜

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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夫婦間にしかわかんない温度感とそれを聞いてた子供にしか知らない話で、そこに悲劇が加わってしまいなんとももやもやとしたものが残ってしまった。法廷で子供の言葉がちゃんと尊重されるのがとても良かった。あと犬>>続きを読む

伯爵(2023年製作の映画)

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気持ち悪さピカイチ、もっと歴史的背景を知ってたらより気持ち悪かっただろうなと。「歴史は繰り返す」ことへの皮肉

かぞくのくに(2012年製作の映画)

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当事者にしか描けないの最たる映画では。監督の怒りや叫びにも思えるし、でもその国に住むのは「人」だということをちゃんと伝えてくれる。ヤン・イクチュンがとても良かった

ブラックサン(2023年製作の映画)

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時を超えての復讐物で面白かったし造形や建物が真っ白な分不気味で怖かった。子供を死なせる大人はほんと罪。続きそう〜とおもたら前日譚なのね。

ジェントルマン(2021年製作の映画)

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思ってたんとちゃう内容やったけど後々気持ち良いくらい二転三転するのが面白くて思わず前のめり。もうちょいバックボーンがあったら良いのとやりたいことわかるけど説明足りんくない?なとこあったけどエンターテイ>>続きを読む

THEWILD 修羅の拳(2023年製作の映画)

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賭けボクシングで人を死なせた模範囚、ヤクザの頭、弟分、脱北者の麻薬売人、麻薬中毒者の警察官、守りたい女、血みどろの殺し合い、誰も信じられないけど信じたい相手、そしてヒョン呼び、大好物詰め合わせほんとあ>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

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始まってすぐのでかい背中と拳に目が😍😍😍状態。お約束&ど定番な話の展開やから超面白いし安心して見れる。のにめちゃめちゃ人は死ぬんだよね。好き。青木崇高もめちゃ良かった。スーツ何着持ってきてるんやろとか>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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悪夢みたいなシーンがずーっと続くからほんと心臓に悪くて鼻息荒くしてたとこに母親の愛愛愛愛憎憎憎憎憎憎憎が降り掛かってきてめちゃめちゃ大興奮。最高だった。現実と非現実、夢と錯覚と幻覚のような世界の中でボ>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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優しい世界って、男女関係なくただ相手を心配し思いやり労ること。そんな簡単でとても難しいことをただ映画の中でゆっくり丁寧に柔らかく表現していくとても良い作品でした。あと余白が多くて、あ、って気づかせてく>>続きを読む

王様の事件手帖(2017年製作の映画)

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オススメに出てきたから何気なく見てんけどめちゃめちゃ面白かった。愉快で切れ者な王様と新入り史官のバディ物でそんなわけある??!!なところも合わせて良かった。あんなに早く魚は動かせんやろ。王様がなんかこ>>続きを読む

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