OSHO

セールス・ガールの考現学/セールス・ガールのOSHOのレビュー・感想・評価

3.8
それなりに海外に行ってるけど、これまでで一番不思議で魅力的な国はモンゴル。
でも、モンゴルの映画を観るのははじめて。

2000年前後の映画を観ている感覚。
古いとか、パクってるとかでなく、『GO』とか『ラブ&ポップ』とかのころにありそうな感じの映画。

ひょんなことからアダルトショップで働くことになった女子大生、

主演の学生、本当に良い人を見つけました。
素朴そうで、マジメそうで、でも、美形。
昔は日本にもこういう人いたような気がするけど、現代の日本ではなかなか見かけない。

アダルトショップのオーナーがその女の子を気に入り、女の生き方、命、性について緩くレクチャーしていく感じに話しは進んでいく。

話が進んでいくに連れて、主演の学生が垢抜けていく感じも良い。

なかなか良い映画だし、モンゴルでは新しい感覚なのかも知れないけど、
2020年代にこの感覚の映画を作られてもなぁ…という感じで、高評価はしづらいです。

※主演の女の子が裸になるシーンもあるけど、女の子を裸にするのも、日本なら2000年以前のノリなのですよね。
OSHO

OSHO