このレビューはネタバレを含みます
ドラえもんのリメイク映画って何気に初めて観ましたけど、結構元ネタに忠実でちょっと感動。
原作だと唐突だったメデューサにキャラ付したのは良かったけど、正体バレてからヤケにあっさり退場して、少し不満。正直、わかりやすいぐらい正体バレバレで、その後の展開を期待してしまうのだから、クドイくらいお涙頂戴やっても良かったと思いました。
原作に比べて、美代子さんのお別れをヤケにあっさりやるなと思ったら、よくよく考えたら、もしもボックスがパラレルワールド製造機であるから、もしもボックスを使って世界を元に戻しても、彼女の存在自体は、並行世界で存在して消えないんですね。
視聴者とのび太くんの目の前からはいなくなるけど、彼女は別の世界で生きている。
だから、悲しくないから、あっさりやる。
パラレルワールドという概念を悲劇的にばかり使ってる映画と思ったけど、オチとしては、ハッピーエンドに変換してたんですね。
そんな簡単なことに、原作とリメイク観て初めて気がつきました。
すごいけど、これ観た子どもが、そんなこと考えるかというと微妙だよねと思う。
子どもの心を揺さぶってこそなんぼと思うのよ。この手の映画は。
しばらく、アマプラでドラえもん見放題の雰囲気だし、他のも手を出して行くと思います。