urakatayusuke

夢のurakatayusukeのレビュー・感想・評価

(1990年製作の映画)
4.3
終戦記念日と台風の日に鑑賞。
最近、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を観て連想したのが、黒澤明監督の「夢」。
中学生ぐらいのときに観て、わけわからんと同時に映像美といわれるもの強烈な印象が残った。

「日照り雨」(狐の嫁入り)と「桃畑」(ひなまつり)は、いま観た方がより感動した。

「赤冨士」も覚えていて、原発が爆発して、放射性物質に新技術で色をつけたというところに、予言めいたものがあってゾッとするような感覚になる。
「鬼哭」は、これから起こることを予期しているように思える。
(いかりや長介さんの演技が素晴らしい)

「水車のある村」に行って、ちょっとゆっくり過ごしてみたい。
(「七人の侍」を連想する)

自分が中学生のころは理解できてなかったが、いま観るといろいろと見えてくる。
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