オムニバス形式でどれもこれも
素晴らしく、時々『あ、これ夢か、
夢を作品にしとるのか』と考え
直すほどに、作品であり夢であり
という感じ引き込まれる。
1番引き込まれたのは、1番最初の
「日照り雨」のやつ。
行進中に、ふと立ち止まったり
まわりを見たりという仕草が
すごくクセになる。
音楽もいい。何か原風景として
昔に体験したのかもしれないと
思うほどに。逆に夢に出てきそう。
ただ、全体通して悪夢に近いものが
多い気がする。起きた後にしっかり
覚えとるから尚更にそうかもしれない。
余談:
寺尾聰が、ほとんど「THIS MAN」よ。
黒澤明の夢にも、やはり出てきたと
いうことだろうか。。