numasan

線は、僕を描くのnumasanのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
3.7
水墨画の世界。絵は好きですがどんな世界か全く知らなかったのですが、この作品は非常にわかりやすく水墨画を描く奥深い魅力を感じることができました。素晴らしい世界ですね。
この作品の主役青山霜介(横浜流星)、偶然仕事先で見た水墨画がきっかけで水墨画を描き始めます。過去に家族への後悔を抱え苦しみながら生きてきた彼と水墨画先生の孫でお弟子さんの篠田千瑛(清原果耶)、水墨画が好きで始めたのに自分の描きたい画を見つけられない苦しみをもつ彼女。そんな二人が出会い切磋琢磨しながら、新しい自分を見つけるまでの様子がとても良く描かれていてよかったです。
音楽もとても良く透明感のある静かな曲が流れていてすごく印象に残りました。
そんな難しい役を見事に演じた横浜流星さんと清原果耶さん、とても素晴らしかったです!
numasan

numasan