くう

線は、僕を描くのくうのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
3.7
僕が線を描くのではなく、線が僕の本質を描く、このタイトルが素敵ね。

小泉徳宏監督が描く現代の風景と日本文化の融合は舞うように美しい。『ちはや』で味わった高揚感には届かなかったが、静かなときめきを感じる 。


『ちはや』で大好きになったこの世界に横浜流星と清原果耶の美しさがハマる。

若者が芸術と文化の上を目指し、老いた者は継承のために静かに見守り、誰も声高に説教はせず、自然と共に生きる。


人間愛の物語であり個人の恋愛は要らない。
良い青春物語。
くう

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