Newman

線は、僕を描くのNewmanのレビュー・感想・評価

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
3.6
大学生の霜介(横浜流星)はアルバイト先の展覧会の設営現場で水墨画界の巨匠である篠田(三浦友和)に弟子にならないかと声をかけられる。こりゃ苦手なタイプの映画かもと思いました。霜介は水墨画の絵を熱心に見ていただけなのに巨匠にはその様子を見ただけで彼の能力を見抜く。私は、そんなことがあるものかと思っているからです。巨匠だったりが描く水墨画を見ているとそれはそれなりに素晴らしいとは思いますし、白と黒しかない水墨画の世界を少しだけ味わうことができました。清原果那さんが綺麗でした。西濱(江口洋介)が写真を撮ろうとするのを嫌がっている時の顔は可愛かったです。こんなのも演技なの(?)というほどの演技でした。素でもOKと言えばそうかもでもあったのですが。エンドロール前の水墨画とセットでの主な出演者の紹介が素敵でした。この映画にピッタリ!!感心しました。エンド・ロールのひと工夫もいいもんだなと見せてもらいました。
Newman

Newman