Newmanさんの映画レビュー・感想・評価

Newman

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ロストケア(2023年製作の映画)

3.8

家族では面倒を見てあげる限度を超えてしまって手助けが必要だと考えて介護のお世話になっていたら、その介護者が家族たちも大変だし、本人は認知症を発症していて分からなくなっているが家族に迷惑をかけるよりは死>>続きを読む

60歳のラブレター(2009年製作の映画)

4.0

観て良かったです。興味深く観ました。でも何か気に入らないなぁとも思いながら観ていました。今みたいに人との関係が希薄になっている(と思っているのですが)のに、魚屋のご主人(イッセー尾形)とその奥さん(綾>>続きを読む

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.8

面白かった。まるで漫画だが、バナナの皮に足をすべらせ松葉杖の世話になった女子大生が治るまでの期間だけ、アダルトショップのアルバイトを自分の代わりにやって欲しいと頼まれ引き受けることに。そのお店のオーナ>>続きを読む

(1965年製作の映画)

3.6

皆さんの評価が高いので楽しみだったのですが、私には合わなかったようです。いろんな人に鶴千代(三船敏郎)の過去を語らせているのですが、ずっとその話が長々と続く。そして最後にはその素性がはっきりすることに>>続きを読む

放課後アングラーライフ(2023年製作の映画)

3.8

高校でいじめを受けていた女生徒が、お父さんの仕事の関係で地方の高校に転校する。その女性徒の名前が「めざし」もう驚きました。めざしですからね。まるで両親が何も期待していないと宣言しているような名前です。>>続きを読む

聖職の碑(1978年製作の映画)

3.7

鶴田浩二校長の奥様役の岩下志麻さんの言葉が心に残った。「生徒を亡くしている以上、夫はもう生きて帰って来ることはないでしょうから」と。白樺派の作家たちに影響を受け理想に燃える若い教員が、気負っている感は>>続きを読む

名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)

3.7

皆さんの評価は高いですね。私は、最後が気に入りませんでした。あんな終わり方にする意味があったのでしょうか?そうしなくたって十分にタイトルの意味は出せていたと思うのです。でも実は私には「名もなく貧しく」>>続きを読む

恋は五・七・五!(2004年製作の映画)

3.5

皆さんの評価が低いのは無理もないかなとも思いましたが、私は楽しみました。どう考えても俳句甲子園に出場できるとは思えない、やっと5人集まっただけのクラブ。しかも誰も俳句の素養などなさそうな5人。それが松>>続きを読む

銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

3.3

皆さんの評価の高さに釣られて観ました。残念、私には響かなかった。ほとんどお客さんの入らない映画館に60周年記念だからと人が大勢入ってくれるとは思えなかった。ミニシアターでゾンビの映画なんてやる?しかも>>続きを読む

アポカリプト(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。確かどこかに「マヤ文明が」と書いてあったのを読んだ気がするのだが、これは南アメリカの現地人同士の争いの話かと思って観ていた。それでも観始めたらやめることができなかった。こりゃどうなるんだと>>続きを読む

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.2

脚本が自然じゃないんだよなとずっと観ていました。録画なのでここが変じゃないとずっとメモを取ることになってしまいました。意地悪ですね。どんな状態で結婚することになったとしても、義理のお父さんに妙子さん(>>続きを読む

桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

3.8

リリー・フランキーの眼科医役が印象に残った。映画にはいい医者ばかりが出てくるように思うが、実際は患者やその親に横柄な態度を取る医師はまだまだ多い。リリー・フランキーは悪い役をやっても凄い、この医者大嫌>>続きを読む

ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

3.2

タイトルもカッコいいし、主演はトム・クルーズということで期待して観たのですが私は「どうもなー」でした。なぜか、小説ではうまいこと説明が付くようになっているのかも知れないですが、トム・クルーズの奥様役の>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.2

最初に主役のインド人マダムの顔を見て、この映画観ていたと気づいた。目が印象的で綺麗な人。でも後は全く覚えていない。彼女がニューヨークの英会話学校に通うことして受付の女性と話すところであーやっと思い出し>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

いい感じの始まり。元風俗で働いていたというちひろさん(有村架純)。今は弁当屋さんで働いている。どんな過去があったというのだろう。いろんな人間と上手に会話ができ、悪いことは悪いことだとどんな状況でもはっ>>続きを読む

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

外に出て人と話すこともしていなかったから言葉もうまくしゃべれず、声の大きさもどれくらいにしていいか分からなくなってしまった陽子。そんな彼女の元へ従兄が「お前のお父さんが亡くなった。一緒に乗せていくから>>続きを読む

メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

3.5

派手な銃撃戦があったり、爆弾事故などない静かなストーリーで交換が持てました。少しずつ事件の謎が解決していくのも良かったです。若い女性が亡くなるのですが、もう一人同じような年齢のパリに憧れ田舎から出てき>>続きを読む

独立少年合唱団(2000年製作の映画)

3.5

残念、良さが分からなかった。
学院に入った時に吃ってうまく喋れなくていじめられた道夫(伊藤惇夫)をただ1人かばってくれたことから康夫と仲良しになる。爆弾事件を起こした女性革命戦士が学院の清野教師(香川
>>続きを読む

コルドラへの道(1959年製作の映画)

3.5

動くリタ・ヘイワースを初めて見ました。「ショーシャンクの空に」で監獄に張られた大きなポスター写真以来です。誰に勲章を授けるかを決めることを職務としているソーン少佐(ゲーリー・クーパー)が、叙勲させたい>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.7

事前に評判をちょっと聞いただけでほとんど何も仕入れず観ました。なので、ずっとそれほどの支障もなく2人はいい関係だったので何が起きちゃうんだろうと心配しながら観ていました(やっぱりいい大人の男性2人が抱>>続きを読む

オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

3.5

スタートは良かった。爆弾事件が実は小塚(西島秀俊)が企画した新人を歓迎する儀式だったとは。仕事に対する考え方は大事かも知れないけど、なみへいさん(波瑠)が大好きな恋人(中村倫也)とあんなに簡単に別れる>>続きを読む

花椒の味(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

父親の葬儀の場面で3人の異母姉妹が初めて顔を会わせるのだがすぐに仲良くなってしまう。3人のそれまでの父親との関係、3人のそれぞれ異なるそれまでの生活などがきめ細かく描かれていた。最後は火鍋のお店を閉め>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

3.8

フランスが堕胎を法律で禁じていた時代の話。今だってつらい思いをするのは女性ばかりだが、堕胎が許されていない時代に優秀でやりたい仕事を持っている大学生の女性が何とかならないものかと苦悩する。男性の私でも>>続きを読む

ディファイアンス(2008年製作の映画)

4.0

凄い映画を観た。事実とある。今まで観た映画ではユダヤ人以外の白人に助けられたり、日本人外交官に助けられて海外に逃れたりする話だったが、ユダヤ人自身で銃を持ち多くのユダヤ人の命を守った話だった。ドイツ軍>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.8

ディカプリオが犯罪組織に潜入する警官の役。ビクビクしながらの警官役に見えたが、それでも警察組織に潜入したギャング役のマット・デイモンとは役者が一枚上に見えた。緊張した顔、怒った顔が怖かった。ずっとそん>>続きを読む

アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.7

とうとう有名なアラバマ物語を観た。皆さんの評価の高さに、「えっ」と思った箇所を見直しました。本と違って映画では表現できなかったのかもと思い、それでも映像だから観ただけで分かるというのもあるけどなどと思>>続きを読む

KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

3.9

面白かった。大邸宅に女性を呼ぶと傷つけずにはいられない評論家。結果、一人の女性は顔などに大けが。もう一人の女性はそのことが原因で殺されることに。それが許せなかったチンピラは仲間を集めて評論家宅に強盗に>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.8

暴力の連続でした。こういう暴力から身を守るにはただただ近づかないしかないのかって考えてました。やさ男とばかり思っていた坂口健太郎さんがこんなヤクザの役をやるなんてとビックリ。なかなか凄みがありました。>>続きを読む

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.5

男性に絶対服従する女性を新鮮と思って観ていた。嫌いなのですが。女性が仕事を持てなかったことで絶対服従しなければならなかったのなら女性がどんどん社会進出すべきだと思ってしまった。たとえ、「えーっ」て思う>>続きを読む

赤毛(1969年製作の映画)

3.8

「肉弾」よりもよっぽど良かった。楽しみました。日本史に出てくる赤報隊という名前と相良総三隊長の名前が出てきてビックリ。観ていて俄然現実感が増しました。きっと明治維新はこんな風に混乱しながら作られていっ>>続きを読む

我が人生最悪の時(1994年製作の映画)

3.5

チンピラ上がりの探偵役が永瀬正敏にはよく似合う。映画の内容はそれなり。皆さんのポイントは高かったが。

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

こういう最後にひとひねりというか観て得したよ思わせてくれる映画大好き。ただそのひとひねりに十分な説明がない。どういう意味だと考えてしまった。そして縁側でお茶を飲みながら刀自(北林谷栄)が県警本部長(緒>>続きを読む

肉弾(1968年製作の映画)

3.8

なかなかいいデフォルメ感と観ていましたが、だんだん過激になりわけが分かんないよーということになりました。最後に魚雷を縛り付けたドラム缶に入り海を漂流しているのを観たとき、太平洋戦争はアメリカを相手にこ>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

皆さんのポイントの高いので楽しみです。ジャズの良さが良く分かっていないのですが、それでも3人の熱が伝わってきました。熱心にギターをやったり、という若い人は多いですが、こんな映画を観て、俺もと思う人も多>>続きを読む

かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.8

北朝鮮に渡った兄が治療のために日本に3カ月戻れることになる。きっと現実にも同様のことがあったのだと思う。兄の監視役として一緒にやって来た人に「あなたの嫌いなあの国でお兄さんも私も生きているんです。死ぬ>>続きを読む

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.7

若ければ、響きそうな映画。ある程度の年齢の人なら、そんなこともあるさ生きていれば、というくらいかも。でも白血病のウードには、死が迫っていてやり残したと思うことがないようにしたかったんだろうな。女性3人>>続きを読む

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