韓国映画が観たくなり鑑賞しました。どんな展開になるだろう。犯人の動機は？飛行機に乗っている人たちの命は？と思いながら、観ていくと、、、。命の重さを問う物語でした。人が人の生死を決められるのか。パンデミックを経験した私達には絵空事では無いウィルスという脅威の前に個人も国も自らを守ることしか考えられなくなります。本作では一人の刑事の自己犠牲から流れが変わりました。舞台が日本で同じ状況になったら、日本人の自分達はどんな反応をして、どんな決断を考えるのか。隔離してでも救いたい、生きる可能性を信じたいと思いました。たまたま犠牲になった人達の自己責任や自己犠牲にしてはいけない。貧困や差別が人を追い込んでいくように、そこにいる人を孤立させないコミュニティでありたいと願いました。着陸反対のデモを見て、韓国らしいなと思ったのは自分だけ？はっきりしすぎる態度は時に辛いなと感じました。
