課長とヒロシ

サバイバー2024の課長とヒロシのレビュー・感想・評価

サバイバー2024(2021年製作の映画)
1.9
ヒロシ(以下ヒ):『アベンジャーズ』のスタッフが作った終末未来サバイバルアクションという事で、なかなか期待値を上げてしまいましたが、残念な結果になってしまいました(笑)

課長(以下課):コロナウイルスで世界が荒廃して、残り少ない資源を奪い合って生きる世界に、1人の救世主とも言える「生まれつき免疫を持つ少女」が現れる、そしてその少女を巡って、「唯一ウイルス感染から復活した男」を教祖とするカルト教団が暗躍する!、、って設定を文字に起こしたらメッチャ面白そうなのにな

ヒ:ですねー!『北斗の拳』みたいな世界観を期待しちゃいますし、しかも教祖役はあの「怪優」ジョン・マルコヴィッチさんですしね!、、なんでこうなっちゃったんでしょう(笑)

課:まあとりあえず「どんでん返し」的なネタを入れるのはいいが、それが悉く視聴者の期待を裏切る感じだったのが致命的だったな

ヒ:確かにオリジナリティを出すために取り入れた設定が、皆ドン引きするものだったですよねー。あと、リアリティを出す為なのか、資源が無いのはわかりますが、「銃の弾がない」って言う設定には腰が砕けました(笑)

課:ならナイフとかヌンチャクとかそれこそ「マッドマックス2」みたいな格闘技で戦えばいいのにな!あくまでも銃で戦おうとするからバトルがめっちゃショボくなったよな

ヒ:パーン!パーン!とか単発で撃っても寂しいですもんねー。あと救世主のはずの少女が実は、、とか、主人公の元FBI捜査官が実は、、とか、ホントにテンションの下がるネタバレが満載でした!(笑)素直にステレオタイプの設定にしておけば面白くなったかもですね

課:何だろうなー、「作家性」を大切にした結果、作品の持つ「大衆性」が損なわれて人気が出なかった、、みたいな感じかな?

ヒ:『ガンダム』や『エヴァンゲリオン』の初期TVシリーズみたいな批評ですが、確実にそこまでではないと思います!(笑笑)

ストーリー 1
キャラクター2
世界観   3
演出・演技 1
音楽    2
規模のちっちゃな戦い!度99
課長とヒロシ

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