ぎしき

“それ”がいる森のぎしきのネタバレレビュー・内容・結末

“それ”がいる森(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

本作の敵はグレイ系エイリアン。
まずかなり序盤でこいつらの金属製のデカい樽みたいなUFOが出てきます。ここでこの作品の楽しみ方を直感で理解できます。
相葉くんは正体に迫るのだが、果樹園でビニールハウスの付近に直立するエイリアン。シュールギャグか?

終盤、テンションは最高潮を迎えます。
数メートルをプルプルしながらすり足高速移動するエイリアン、律儀に扉をノックするエイリアン、細菌つきオレンジ果汁で死ぬエイリアン。一体は生き残って帰省するし、爆音と閃光を放って離陸するのに現地民は今まで気づかなかった。
ツッコミどころの連続で、誰もいない映画館で大笑いしました。

「エイリアンは地球の細菌が弱点で、人を捕食して抗体を得ている。」
分かる、分かるよその理屈は。細菌弱点はエイリアン系パニック映画で何作か見た気がするから。でも君ら装備ないのに森に拠点を置くのは悪手じゃろ…!森やぞ?キノコ踏んだら死ぬで…!!??

総評としては「みんなでツッコミを入れながら笑うサメ映画的に楽しめる良質B級映画」です。

全身ネチョネチョになる相葉くんが観られるのはこの映画だけ!!!
ぎしき

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