ザリガニの鳴くところのaiのレビュー・感想・評価

カイアの半生が過酷…。家族を待つため、湿地の家に残り、独りで生きる。どの地域にも一人くらいは風変わりなはぐれ者がいるけれど、何か事件が起きてその人に容疑がかかった時、果たして先入観無しで裁くことはできるだろうか。「裁かれるのは私ではなく彼ら」という言葉が印象的。チェイスのクズ男ぶりが序盤からさりげなく描かれていて、これは殺されるのも当然だな〜と思わせるのが上手い。