剣闘士が剣と剣で闘うだけでなく、コロッセオを舞台装置として色んな仕掛けで闘いを演出していて、想像以上にスペクタクルだった。冒頭の戦争もド迫力。人の命が非常に軽く、殺し合いが娯楽になり、皇帝の気分ひとつ>>続きを読む
奇病の原因や発症メカニズムは明らかにならない。見た目や言動がおかしな人に対する忌避の感情から、やがて排除へと向かうのは、現実世界でもよくある光景。身内が奇病にかかって現実を受け入れられない父と、自分の>>続きを読む
EW&Fの「セプテンバー」は9月の歌ではなく、9月を懐かしむ歌…というのがこれほど強烈に思い知らされることはないだろう。まさか犬とロボットの話がこんなに切ないとは…!恋人、あるいは友達、いろんな人間関>>続きを読む
クリスマスにうってつけの王道なストーリー。サンタクロースの超人的な働きぶりは見ていてスカッとする。カルが持つ腕甲などの小道具が万能すぎて、ドウェイン・ジョンソンの持ち味が薄れているのがちょっともったい>>続きを読む
カディルは頭が良く、空間把握能力に長け、システムの欠陥を突くのが上手い。だが、何の志もなく、刹那的な生き方しかできなかった。対照的なジーヴァの半生と農民を取り巻く過酷な状況を知るにつれ、カディルは変化>>続きを読む
幼女は反則やろ…と悔しく思いつつガチ泣きしてしまった。歌の演出はすごく良かった。歌詞も泣かせる…。犬嫌いの家主が大事なことを思い出す展開は、ちょっと無理がある気がする。恋愛要素が入るのも個人的にはあま>>続きを読む
ストーリーを進めるためにキャラがアホな行動をするというのはあまり好きではない…。ヴェノムは割とアホなところあるけど、命がかかってる局面でもアホになるのだろうか。シンビオートがコーデックスを守る意義もち>>続きを読む
レディ・レイヴン役のサレカが監督の娘であることをエンドロールを見て知ったが、公私混同を超えた存在感で良かった。最初はクーパーの視点で、いつバレるか分からない焦りと何をやらかすか分からない怖さでハラハラ>>続きを読む
韓国の墓の事情や迷信を知らなくても、自然とどのようなものか分かるようになる構成が上手い。日本が韓国にどのように関わってきたか、歴史を知っておいた方が楽しめます。グロ描写はほとんど無いけれど、暗くて分か>>続きを読む
前作のファンが怒ったというから一体何が…と思ったら、これは怒りますね…。騙し討ちのようであまり好ましくないと思う。このような終わりを迎えることが最初から決まっていたなら、もっと縮めて1本にまとめた方が>>続きを読む
冒頭からいきなり意味が分からなくて、これは考えちゃダメだと頭のギアを切り替えようとしたけど、それでも追いつけなかった…。映画ってここまで自由でもいいんだという発見になった。強烈なキャラと独特の宗教感、>>続きを読む
モキュメンタリーという体裁だけど、やけに凝ったカメラアングルとか誰もいないはずなのにバッチリ撮れてる映像とか気になるところはある。劇中に出てくる謎もすべては解けないままで、あまりスッキリはしない。しか>>続きを読む
主人公は老後を愛する妻と一緒に介護付き住宅で暮らし、割と成功している印象で、後に出会うアーサーも成功者と言える。それでも戦争が残した心の傷は深く、特にアーサーのエピソードは絶句する…。メインキャラが9>>続きを読む
「ベイビーわるきゅーれナイスデイズ」のネタバレがあるので、未見の人にはオススメできません。ナイスデイズの裏設定のようなものが聞けて嬉しい。アクション映画を撮ることの過酷さと難しさを知ることができる。本>>続きを読む
死んだ目をして最短距離で殺しまくるペクの静かな狂気が怖い。マ・ソクトのパンチは相変わらず頼もしい。今回は部下たちとイスがめっちゃ活躍してた。韓国とフィリピンで同時に作戦したり、敵組織で内ゲバが起きたり>>続きを読む
夫は優しそうだけど嫁はほぼ軟禁状態だったり、お金にいやしくてやたらマウントしたりする義実家…。ただでさえ不穏な未来しか見えないのに、取り違えが起きて夫の村へ行く方法が無かったり、帰れない事情があったり>>続きを読む
ベビわるシリーズ未見でも楽しめるとは思うけれど、できることなら履修しておいた方が良いです。シリーズファンが見たかったものが詰まってる!ちさととまひろ、それぞれの持ち味が際立ってるし、シリーズを重ねるご>>続きを読む
いきなり知らないキャラと知らない科学の星が出てきてワケも分からず見ていると、だんだんどういう歴史と文化なのか分かるようになってくる。美しくも恐ろしい星の自然と、機械生命体ならではの縦横無尽なアクション>>続きを読む
インドの僧侶は料理の仕出しをすることもあると初めて知った。法で裁けない悪者を退治するっていうのは日本の「仕事人シリーズ」で馴染みがあるけど、ラスボスの倒し方がかなり意外で驚いた。けっこうエグい話だけど>>続きを読む
自主制作とは思えないくらい、しっかりした映画だった。特に主演の山口馬木也が良い。ワケも分からずタイムスリップした侍の、未知の存在へのリアクションがリアルで良い。運命を受け入れ、斬られ役として働き始める>>続きを読む
映画としてはよくできているけれど、私の見たい物ではなかった…。おそらく監督と私の趣味が絶望的に合わない。恋愛が絡んだ途端にポンコツになる主人公…。モラル的にどうかと思うことばかりで、実在の人物を題材に>>続きを読む
前作は「フェイクがリアルになる」話だったが、今作はそれを超えて、真に魂のこもった映画が持つ力の計り知れなさを訴える話だった。もはや、観ている私たちも無関係ではいられない。これを体感するためにはぜひ、映>>続きを読む
ボストンマラソンのシーンはとても緊迫感があり、手に汗握ってしまう。鳥瞰で当時の韓国を映すシーンもよかった。ただ、実話からの脚色が変えすぎで、いかにもステレオタイプな感じで、史実のままでも感動できるのに>>続きを読む
メチャクチャ面白い!ギャング側のキャラのクセが強すぎる。前半で話が一段落して、後半から続編が始まるような趣き。「過去に電話をかけて未来を変える」という、ちょっと回りくどいような手法が20世紀のアナログ>>続きを読む
一言で言うと「若気の至り」…刹那的な考えで無茶な計画を立て、忠告も聞かず、事態をどんどん悪化させていく…。もれなく全員愚かなんだけど、人間ってこうだよねと同情する。ロムルスの中が絶望すぎて笑ってしまう>>続きを読む
これがほぼ史実という重み…。どう考えても行き当たりばったりな計画を誰も止められず、なんとかなるだろうという見通しだけで進めてしまう…。国を守るという大義はまったく無い。自分たちの権力を何よりも優先する>>続きを読む
夢に向かって一筋で友達のサポートもある妹リアと、自信喪失中の姉リーナ。一緒にスタント動画の撮影もする仲の良さゆえに、ガチのケンカが引くほどすごい。リーナを見そめた金持ち息子サリムとその母、明らかにヤバ>>続きを読む
テイストは「ジョン・ウィック」に似ている。前半はなかなかうまく事が運ばないのでストレスが溜まるが、後半は爆発!スーツでのアクションは、スラリと長い手足を活かしていて美しい。クラシックなハードボイルドと>>続きを読む
ホラー苦手な人も大丈夫とは聞いていたけれど、前半はかなりしっかりしたホラーなので覚悟が必要だと思う。精神的にエグかった…悲劇のテンポが早すぎる。しかし中盤、覚醒してからのギアチェンジはメチャクチャ熱く>>続きを読む
字幕で鑑賞。ぐうたらで食べてばかりのガーフィールド、そして幼い彼を捨てた父…この親子が最初はあまり好きになれなかったけれど、中盤である事実が判明してからは俄然、応援したくなる。アメリカのカートゥーンア>>続きを読む
ラブコメとサスペンスとアクション、すべて盛り盛りでさらに映画作りの舞台裏まで見れるという贅沢!爆発!爆発!ありったけの火薬を爆発させろ!プロデューサーってどういう役割なのかも分かる。映画製作は大変だ!>>続きを読む
day2千原せいじ&藍月なくるの回を鑑賞。TRPGのことよく知らないけど、なんか面白そうだと思ったので。台本無しでも面白エピソードや絶妙なツッコミで笑わせてくれるのはさすがに芸人さんだった。これは単体>>続きを読む
アンパンマンナイトで鑑賞。アンパンマンを劇場で見るのは初めて。アンパンマンのいない世界で基地も人手も資材も無い中、巨大な敵に立ち向かわなければならないという、かなり絶望的な状況…。本当に子ども向けなの>>続きを読む
ボレロ好きだから楽しみにしてたけど…締切に苦しむ作曲家が親友の姉とパトロンの女性の両方からアプローチされてウダウダしてるのばかりで、肝心のボレロもフルでは流れないし、なんか消化不良だった…。史実とは違>>続きを読む
竜巻の恐ろしさと美しさを味わうために、できるだけ映画館のスクリーンで観てほしい。4DXじゃないのに暴風の中にいるかのような臨場感。トラウマを負いながらも、人を救いたいという真っ直ぐな気持ちのケイトは、>>続きを読む
原作読了してから観たけれど、原作読まない方が良かったかもしれない…。原作のキャラが酷い目に遭ったり、宝くじのエピソードが変わっていたり、「これをやるならあんずちゃんの原作を借りる必要ないのでは?」と思>>続きを読む