aiさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(416)
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.5

この映画そのものがアートだ。「台本かな?」と思う部分もあるけど、偶然の出会いもある。二人が行く先々で作り上げた「顔」のアートは、静かだった町や村に歴史があり、生活があり、人間がいたことを強烈に思い出さ>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.0

大人になれない、大人になりあぐねてる、大人になりたくない、様々なモラトリアムの男女三人の夏。じっとりとした暑さや夜更かしの気だるい空気が函館の風景と共にエモーショナルに描かれている。「執着」の概念を捨>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.5

あのドロドロした原作が実写化できるのか不安だったけれど、かなり忠実だった。ただ、二次元から三次元に落とし込む段階で少し毒が抜けたような気がする。映画の尺に合わせるために展開が急すぎる部分もあるけれど、>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

小さい会社だからとは言え、部下が一人もいないの!?とか、消火設備への期待度が高すぎない!?とか、発電止めなきゃ入れないような場所になぜそれを置く!?とか、ツッコミ出したらキリが無い…。主人公はロック様>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

「誰も知らない」の延長上にあるような、社会から取り残された家族の話。正しさよりも優しさを選択した結果の果ては、切なくて痛いけれど、わずかな希望もあるように見える。家族を演じた役者たちそれぞれが上手くて>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.5

こんなお化け屋敷があったら絶対入りたくないレベルで怖いのに、それでも中に入って悪魔祓いしなきゃならない職業って大変だな…!無意味な大音量やドッキリは少なめで、スリルを重視した演出が良い。死霊館シリーズ>>続きを読む

リグレッション(2015年製作の映画)

3.5

悪魔崇拝は本当にあったのか無かったのか、正直、終盤までは退屈だった。真実を求めるための手がかりは目の前にあるのに、見方が誤っていると近づけない。これはニュースを目にした時の私たちにも通じることで、非常>>続きを読む

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.5

インド・パキスタン独立の過程を詳しく知らなかったので、イギリス側の視点ではあるものの、この映画で知ることができて良かった。宗教で国を分け、国籍を分けることの辛さ…。どの言い分も正しく思えるから、政治は>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.5

土屋太鳳と芳根京子の二人二役の演技がすごい!正直、累の顔は傷以外にも化け物じみた造作にした方がいいのでは…と思ったけれど、この演技を見たら文句言えない。浅野忠信の胡散臭さも良かった。演技への異常な執着>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.5

これまでのプレデターシリーズをツッコミも入れつつ歴史としてしっかり取り込んでいるのが良い。とは言え一見さんお断りではなく、プレデターを知らない人も楽しめる。プレデター界にも色々事情があるんだな…と読み>>続きを読む

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.5

「スタートレック」を介してコミュニケーションを取るウェンディの姿に、ディズニーから人生を学んだ自閉症の青年のドキュメンタリー「ぼくと魔法の言葉たち」を思い出す。大好きなスタトレのために一歩を踏み出し、>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

ジェイソン・ステイサムがメガロドンとガチンコで闘う…と聞いて、10階建てビルみたいな生き物が相手なのに嘘言うなと思ったんだけど、観て納得。ガチンコで闘ってました!ワイルドでタフで一匹狼で女にモテるヒー>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.0

80年代のようなセンスとベタなラブコメに最初は戸惑うが、百人斬りやヘリコプターアクションなど、アクションの見せ方は上手い。のちの「バーフバリ」にも見られる演出がチラホラあって面白い。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.0

前作は未見だが、過去の話もしっかり描かれるので、問題なく理解できた。その分、現代パートがオマケのようになってしまった感がある。そして世間が狭すぎる…。ファッションがとても良かった。

大人のためのグリム童話 手を失くした少女(2016年製作の映画)

3.5

水墨画のようなタッチと、大胆に線を省き、背景がそのまま透けて見えるアニメに最初は戸惑うが、線が無いことで想像の余地が広がって面白い。「大人のための」と銘打つとおり、残酷な描写もある。どこかで読んだよう>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.5

きっかけは些細な意地の張り合いが、思想や生まれ育ちの問題と絡み合い、そこへ弁護士達のややこしい事情も加わって、本人達も制御不能なおおごとへと発展していく…。難民問題がテーマだが、イジメや性差別にも通じ>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.5

前作でウケた要素を無理やり詰め込んだような違和感があるのは続編の宿命か。それでもやっぱり面白いし、ギャグは笑える。前作の予習は必須で、余裕があれば「シビル・ウォー」も観ておいた方がいいかも。

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.5

「強敵」と書いて「とも」と読む…かたや連覇に挑む孤高の皇帝、かたや素行不良の問題児。まったくタイプが違うようでいて、実は重圧や性格など共通点があり、高いレベルにいる者のみ分かち合える「共感」もあった…>>続きを読む

ポップ・アイ(2017年製作の映画)

3.5

家にも会社にも居場所を失ったがそこそこお金を持ってる男が、ひょんなことから象を故郷へ帰す旅に出る。旅の途中で出会った人々との数奇な巡り合わせ。お金で解決できることと、できないこと。象の歩みのようにゆっ>>続きを読む

アラーニェの虫籠(2018年製作の映画)

3.0

脇役の名前を覚える前に次の展開になるので、キャラが使い捨て状態になってるのがもったいない。男性キャラは一人に絞っても良かったと思う。なぜ主人公がしつこく追い詰められるのかもよく分からない。ただ、この長>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.5

ワンオペ育児は24時間気が抜けないハードワークだ。子守を外注することで負担は減るだろうけれど、「なぜ妻が孤立するのか」という根本的な問題は、家族自身が解決しなければならない。割とオーソドックスな展開だ>>続きを読む

追想(2018年製作の映画)

3.5

初夜…それは、今後の結婚生活が懸かった、重要な夜。愛し合っているだけでは越えることが困難な壁。教育、家庭環境、時代背景…二人の愛の記憶の隅々にはびこる不安の種。恋愛と結婚は別物であることを思い知る映画>>続きを読む

センセイ君主(2018年製作の映画)

3.5

前半は恋に恋する主人公がひたすら空回りする展開が辛かった。好きな人に振り向いてもらうために喜ばせようとする、自分の見た目や性格を変える…自尊心の無さが見ていて辛い。けれど、「本当の幸せとは」について考>>続きを読む

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.5

ありふれた家族の問題と、スリリングなヒーローアクションが見事に両立できている。前作は予習しておいた方がいいと思う。あと、ポケモンフラッシュのようなシーンが3〜5分間くらいあるので要注意。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

どんな作戦なのか前半は分からないので、何のために仲間を集めるのか読めないし、ちょっと退屈。METガラが始まってからは目が離せなくて面白い!主要メンバーのファッションが眼福だし、オチも良かった。オーシャ>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

情に厚く冷静なハンター役にジェレミー・レナーがピッタリ。エリザベス・オルセンも、華奢な見かけとは裏腹に肝っ玉が据わったFBI捜査官役がハマってた。ハンターの追跡と捜査官の勘で真相を探るバディものとして>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.5

史実とは違う部分が多いし、英語でソ連の話を語るのはちょっと違和感があるけれど、一寸先は闇の恐怖政治、生き残るために必死で考え、もがく人々を滑稽さを交えて描いていて見応えがあった。不謹慎ギャグのオンパレ>>続きを読む

最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.5

それぞれに問題を抱えた高校生男女3人。トラブルを起こしつつも楽しい居場所を作り、ひたすら「今」を生き延びている。若さを謳歌する彼らがとても輝いている。この映画を「皆に見てほしい」と思う気持ちはよく分か>>続きを読む

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

3.0

大きな音で驚かせるドッキリ演出が多い。舞台劇の映画化と知って納得。真相を知ると、最初から見直したくなる。マーティン・フリーマンの癖のある演技がピッタリ。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.0

上映の順番ってつくづく大事だと思う…。続編を先に見たせいで、ネタバレ状態で観ることになり、ほとんど確認作業になってしまった。けれど、ギャングとして荒稼ぎする今作の方が、続編よりも爽快感とスリルはあるし>>続きを読む

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.5

高校入学時、友達ができるかどうか不安な気持ち。友達がいないと安心してお弁当も食べられない、学校という世界。決して嘘をつかず、人を笑わず、言いにくいこともズバッと言ってくれる、かよちゃんのような友は得難>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.0

テンポ良く話が進んでるはずなのに、ところどころ会話が間延びしてる感じがするし、アクションシーンが長すぎる…。アクションは、トム・クルーズの命が心配で安心して見られません。安定した面白さはあるけど、ちょ>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

噂に違わぬ面白さだった!違和感の正体が次第に明らかになる構成が上手いし、ドタバタぶりが最高に可笑しい!劇場が大爆笑だった。登場人物のキャラがしっかり描かれていて、バラバラだった彼らが一つの目標に向かっ>>続きを読む

インサイド(2016年製作の映画)

3.0

いつ産まれるか分からない臨月のお腹を抱えて逃げまどい、闘うシチュエーションがハラハラする。「耳が聞こえない」という要素は無くても良かった気がする。途中から聴覚のことは忘れられてしまうし。手持ちカメラの>>続きを読む

Lingaa リンガー(2014年製作の映画)

3.5

なんかところどころ、「バーフバリで見たぞ」って感じる部分が…。前半は現在の孫、後半は祖父の回想という構成。天才的な泥棒リンガーが考える作戦が面白いし、祖父のリンゲーシュワラン藩王のカリスマがすごい!あ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.5

またもジュラシックパークは滅びるワケだけど、「こういう滅び方もあるのか」と感心した。人間はいつまでも同じ過ちを繰り返し、どんどん取り返しのつかないことになっていく…。これまでのシリーズの要素やキャラを>>続きを読む

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