aiさんの映画レビュー・感想・評価

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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.0

スッキリしないラストは史実どおりなので仕方ない。中盤、ある列車に乗り換えたところから画面の色が無くなり、広大な雪の大地を歩くだけでも悲惨さが伝わる演出は凄い。ショッキングな場面を極力避けようという努力>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

公開時に観てかなりハマった。今回は4DXで。揺れや水が重要な要素となっている今作に4DXはピッタリ!それぞれの私利私欲で他人の人生を左右し会社を潰すという悪事の話なのに、気がつくと彼らを応援しているし>>続きを読む

フューリー(2014年製作の映画)

3.5

公開時に一度観ているけれど当時は戦車の知識が無かったので、今回はまた新たな視点から観れて良かった。88ミリ砲搭載のティーガー、ヤバイね…!戦争の中で生き抜くことに長けたドンにとって「終戦」とは、自分の>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.0

愛されたいのに愛を感じない、愛したいのに罵ってしまう。愛し方を知らずに育つ家系の何世代も続く怒りと暴力の負の連鎖。いくら酷い扱いを受けてもオーティスが父から離れられないのは、親でありマネージャーであり>>続きを読む

ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.0

いつバレるか分からないハラハラドキドキスパイ物…かと思ったら、ロマンスが中心だったので、ちょっとわたしの好みとは違った…。なぜ原爆を東西に持たせて均衡させようという考えに至ったのか、そこの部分が弱かっ>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

4.0

以前1回だけ観たけど、細かいところは忘れてたので新鮮に楽しめた。今回は爆音映画祭なので、砲撃の迫力も倍増!椅子が震えていました。文科省のやり口がメチャクチャすぎてある意味ご都合主義に感じるけど、本編で>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.0

悪趣味なネタのためにひたすらサスペンスを引っ張ってテンポが悪く、意味ありそうで無意味な間、手際の悪い警察、噛み合わない会話…すべてにイライラする。その場しのぎを繰り返すことで泥沼になっていく人間の愚か>>続きを読む

LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.5

「ロックは演奏しても良い、ただし当局が許可した内容で、観客は座ったまま」というロシアのコンサートが異様…。そんな中でも、ギリギリの表現を求めて活動する青年たち。破天荒なミュージカルシーンの都度に「フィ>>続きを読む

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.5

老いて身体の自由が利かなくなった時、誰に頼って生活するかは大きな問題である…一人暮らしを満喫していたエルネストにとっては特に。長く会っていない幼なじみからの手紙も読めないほど目が悪くなり、困ったところ>>続きを読む

17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン/キオスク(2018年製作の映画)

3.5

風光明媚な田舎で育ったフランツはややボンヤリしたところがあって、都会のタバコ屋でアルバイトなんかできるのか心配だったけれど、良い意味で空気を読まない性格が仕事に向いていた。店長のオットーやフロイト教授>>続きを読む

ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.5

正義感に溢れたアリシアが故郷へ恩返しするために警官に赴任したら、カトリーナの被害からまったく復旧せず、悪の巣窟となった地区でギャングがはびこっていた…。かつての友人もギャングになり、警官のアリシアを忌>>続きを読む

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.5

暗く狭い海底洞窟では何が起きてるか分からないし、マスク着けてるからキャラの見分けも難しい。サメがバーン!ギャーと逃げる!行き止まり…という繰り返しでちょっと飽きてきたところ、終盤からアツい展開が待って>>続きを読む

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.5

これは「はちどり」の高校生版とも言えるし、「明日、君がいない」の日本版とも言えるかもしれない。派手で目立つ琴子は見るからに問題児だが、一見「普通」な周りの同級生はそれぞれに複雑な事情を抱えている。彼ら>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版(2018年製作の映画)

4.5

ロシア放送版を視聴済みだが、日本語字幕がついたことで物語の理解が進んで良かった。完全版でも唐突に感じたエピソードのほとんどがこれによって解決され、バックグラウンドの深さに驚愕する。ところどころ不自然だ>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

2分おきの繰り返しが延々と続いて退屈かと思いきや、「2分」という短いインターバルなので考える余裕が無く、視点も変わるので意外に新鮮。中盤でややこしいことが起きてからは、あれよあれよという間に話が飛躍し>>続きを読む

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

3.5

子供の世代からジワジワと日本語が浸透し、朝鮮語の使用が狭められていく時代。支配によって失われていく母国語を守ろうとする戦いにハラハラする。劇中の日本語はかなり流暢だが、字幕が付いてるのは親切。団体名な>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.5

現職の議員をそばで見守る目線で撮られているので、見ようによっては選挙応援のようでもある。しかし、これは特定の議員に関する話というよりも、「頭が良く意欲があっても政治家としては成功できない」、ひっくり返>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

地方大会の一回戦でこの応援は流石に大げさすぎると思ったら、「甲子園」という設定だった…どう見ても甲子園に見えないのが惜しいけれど、観客席で繰り広げられる「しょうがない」4人のやるせない高3の夏に思いを>>続きを読む

お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.5

冒頭、ピザの配達人に対するシュテファンの対応で、彼がいかに尊大でめんどくさい人間かが分かる。身内が集まった夕食会、「アドルフ」という名前をキッカケに芋づる式に明かされていくとんでもない秘密と本性。延々>>続きを読む

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

3.5

弁護士が経営コンサルタントみたいなことをするのはよくあることなんだろうか?着ぐるみで客をごまかすというアイデアが無茶すぎる。他の動物の世話は閉園後だけなのかとか動物に○○○を飲ませる演出はヤバすぎると>>続きを読む

グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

4.0

子どもの頃に受けた出来事を、大人になり、家族に責任を感じるようになってようやく腰を上げたら、時効の25年が過ぎていた…。それでも、これ以上被害者を出さないために神父を告発するアレクサンドル。彼が起こし>>続きを読む

ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.5

末っ子の強みは、同じ境遇で育ってきた先輩である兄姉たちを良い手本にできるところだ。彼らの後を追うように騎手になったミシェルは、自分の信念に沿わないアドバイスには決して従わなかった。「女性」という属性以>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.5

ゲーム大好き都会っ子だったトマが孵化に立ち会って雛に夢中になるんだけど、これは納得…!ヨチヨチついてくる雛たちがめちゃくちゃ可愛い!父親の無鉄砲な計画や過酷すぎる旅やアッカの扱いなど、よろしくない部分>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

何度も観た映画でも、エキスポIMAXでもう一度観る価値はある。やっとこの映画本来の姿を見ることができた。視界いっぱいに広がる世界。ジョーカーの全身。音響も迫力あるし、ストーリーもやはり面白い。リバイバ>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

今回のマ・ドンソクはヤクザの親分で、かなりエグい拷問します。まさに悪人。テソクは型破りで正義のためには手段を選ばない刑事。ある意味悪人。そして無差別殺人鬼。勝手な理屈で殺しまくる。包囲網が狭まってると>>続きを読む

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.0

前衛的な雅楽みたいな音楽が印象的だが、時々うるさく感じた。障子のようなシルエットの窓など、かなり和風な趣味がある。衣装もオシャレ。花粉に感染した人間が一見して異常に見えないところ、むしろそれを騒ぐ人間>>続きを読む

WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

3.5

カッコいい師弟が祖国と裏切りの狭間で葛藤しながらテロリストと闘う!マルタでの長回しアクションや輸送機での滑空アクションなど見応えあるしリティクもタイガーも最高なんだけど、終盤の展開が期待と違っていた…>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

4.0

漢文の先生に出会うまではずっと居心地の悪さを感じていた。古びた団地、心の叫びを聞いてくれない母、高圧的な父、食べるのには困らないけれど貧しい家、支配的な学校、暴力、友達や恋人とのすれ違い…まったく同じ>>続きを読む

がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

3.0

病人が長時間出歩いたり、知的障害の具合が曖昧だったり、ご都合主義が目につくけれど、チョルスの過去に起きたことが明らかになってからはグイグイ面白くなってきた。彼は、自分でも知らないうちに誰かを助けていて>>続きを読む

バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

3.0

かなりスリリングな展開で、映画的な演出が多いんだろうと思ったら、ほぼ史実どおりと聞いてビックリ。秘密警察や近所の密告の目が光る中で、大きな気球を作ることの困難。失敗した時の恐怖。迫りくるタイムリミット>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.0

ブルース・スプリングスティーンに傾倒して、会話も告白も歌詞を引用してしまうのがいかにも若さを感じて痛々しい…。ただ、歌を通じて自己主張のキッカケを掴んだジャベドが、現実に直面して歌を自分なりに咀嚼し、>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

冒頭約5分、グルグルと水平方向に回転するカメラが三半規管を試してくる。私は辛うじて大丈夫だったけれど、酔いやすい人は注意。グルグルカメラはその後もしばしば出てきます。生々しい嘔吐シーンも複数回あります>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

4.0

タイトルがネタバレなので、まあ大体予想つくよね〜と甘く見てたら、めちゃくちゃ怖かった…。冒頭、何が起きてるかも分からないのにいきなり緊迫感MAX。異様に怯えるセシリアの足取りから、このカップルの環境や>>続きを読む

ドヴラートフ レニングラードの作家たち(2018年製作の映画)

3.5

とても波乱万丈な一週間。1970年代のソ連に、芸術家や作家が集まるサロンのようなものがあるとは知らなかったし、かなり西側の雰囲気に近くて驚いた。当局の意向に沿わない創作活動が弾圧される世界って辛いな…>>続きを読む

サンダーロード(2018年製作の映画)

3.5

鑑賞前にブルース・スプリングスティーン「涙のサンダーロード」をサビまででいいので1回聴いておくことをオススメします。不器用で情緒不安定なジムは気持ちがたかぶると突拍子もない行動に出てしまい、あちこちで>>続きを読む

ワールドエンド(2019年製作の映画)

3.5

どうあがいても絶望的な偵察隊の銃撃戦とか街を爆走する戦車とか信号弾とか見どころはたくさんあるけど、話を複雑にしようとしてかえって分かりにくくなってしまったのが残念…。もっと単純にできたんじゃないだろう>>続きを読む

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