思いの外サクサク展開するヒューマンミステリー。
男の身勝手や暴力に支配されてきた少女にかけられた殺人容疑。
その疑いは彼女の初恋の過去で語られる。
家族を失い、街からは湿地の娘と揶揄され、忌み嫌われる。
あるのは湿地の自然と身一つ。
しかし、2人の男の出会いで動く彼女の運命。
街で起こるそのうちの1人の男性の死体。
彼女の過去と裁判で交互する物語の行く末。
真実は語られるのか？？
この手のジャンルの映画は多少引きずるものが欲しいのですが、テンポ良く進むので結構アッサリとした印象。
もっと演技も見たかったな～、、、
まあ映画としてはテンポが良いのは良いことなんですが。
ストーリーはちゃんと楽しめたので、少し勿体無い部分もあります。
しかし、彼女の持つ孤独を生き抜くことから救いを求める姿はちゃんと伝わってくる。
証拠の有無と、片田舎の偏見が生む裁きについても考えさせられる映画でした。
真実は、、、
誰が知るんでしょうかね。
ほんとラストのラストまでお見逃しなく。
湿地は美しい。
