みるくちゃん

ザリガニの鳴くところのみるくちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

結局わたしも街の人と同じように、見る目は違えど"湿地の娘"としてみていたのかもしれない、と鑑賞後に色々考えたりみんなの感想を読んで思うなど、、、、彼女の心の闇は計り知れないし、知ることができない、、。
愛した湿地に身を委ね、見守られ、最期を迎えたのは幸せにも見えるし孤独にも見えた。彼女と同じように誰しも心の深いところに何かを隠し自分だけの秘密にして死んでいくのかな。
それが生きる術であるのだろうけど、なんだか悲しくも思える。矛盾した気持ちで心がいっぱい。
考えれば考えるほど深く悲しい気持ち、、。
結局湿地で1人過ごすのではなく群衆の中で学び生きてきたわたしには彼女の気持ちを深く理解することは出来ないのかもしれない。
辛いシーンも多いけど、とにかく映像が綺麗で、残酷なシーンも豊かな自然や水の音、鳥の鳴き声なんかのおかげでみてられた。いつかまた見返そう、、。