ザリガニの鳴くところのななぽんのレビュー・感想・評価

小説読んでから観ようと思ってたのに結局我慢できず観てしまった〜！そして面白かった〜！
カイアの孤独と初恋。カイアの生い立ちを辿るほどに、序盤の弁護士からの司法取引の打診に対する「無罪か死ぬかよ」って言葉が重たい…
「湿地の娘」として根も葉もない噂や好奇の目に晒されてきたのは可哀想すぎるんだけど、男をほっとかせない魔性の純粋性とか美しさとトレードオフの得体の知れなさは確かに人魚とかに近い不気味さある。個人的には「ダゲレオタイプの女」と同じジャンルの映画。小説もちゃんと読みきろっと。