介護士の斯波が、実は利用者さんたちを殺してて、
それを殺人じゃなく「救い」やと言ってる。
彼は誰から見ても優しくて評判のいい介護士で
まさか斯波さんが、、ってなるんやけど
罪を認めてから自論を語る斯波は別人みたいで
サイコ感あってすごい不気味な感じ。
なんで斯波がそんな思想になったのか
過去を探る中で分かってくるんやけど、、
お父さん役の柄本明さんが！もはや怖いよ！
そこらへんにおる、認知症の進んだ
おじいちゃんにしか見えへん。
ここまでくるともはや怖い。(畏れ多くも称賛)
介護ってほんまに孤独で逃げられへんのよな。
だから利用者家族にとって斯波がしたことは
ある種の救いやったと。理解できてしまう。
親の介護、正直この映画を見てもなお、
自分にも起こりうることやと信じられへん。
こーーーんなにいっぱい老人がおるのに
老人ホームに入れるのは一部の人だけで
介護士は過酷やのに薄給で人手足りてなくて
どうなっていくの？って絶望の気持ち。
せめて認知症が治る病気になって〜。
