てるる

クリーチャーズ/宇宙から来た食人族のてるるのレビュー・感想・評価

2.5
「日本人ならみんな直せる!」

エイリアン×ゾンビなC級SFコメディ映画。

地球は大パニックとありますが、ド田舎に行く設定なので超こぢんまり。

強いんだか弱いんだか分からないエイリアン達と、強いんだか弱いんだか分からない人間たちの泥臭いバトルが繰り広げられる。

オープニングのCGがヘボすぎてよく分からなかったけど、小さい宇宙船がデカい宇宙船に追いかけられてたのね。

プレデター式で、デカい宇宙船から小さい宇宙船で地球に向かったのかと途中まで勘違いしてた。

天体観測に行った学生たちがギズモもどきなエイリアンと遭遇。
そのギズモどきなエイリアンを狙う悪い宇宙人も襲来する。

「クリッター」と「グレムリン」を掛け合わせてゾンビをぶっこんだ感じ。

序盤は面白くてワクワクしながら観てたけど、恐ろしくテンポが悪いので後半飽きる。
この内容に103分もかけちゃダメ。
83分にしてたら評価高かった。

低予算でコメディ要素も詰め込むんだったら、目まぐるしい展開で考える暇を与えないようにした方が良い。
「シャドウ・イン・クラウド」を見習いなさい。

あとCGが残念すぎる。
宇宙のシーンはいいとして、エイリアンを下手にパペットとCGを混ぜ合わせるのも良くない。
マンピーはずっとパペットで可愛かった。

何より血糊や血しぶきがCGばかり。
これが1番冷める。
せめてここは頑張って欲しかった。

日本人キャストは予想外に活躍してた。
こういうのだいたいすぐ死ぬ役が多いので嬉しい。
基本は英語で、独り言の時に日本語使うけど、劇伴邪魔で聞き取れません。

ちなみにエンドロール後にオマケがあるので興味がある方は最後まで席を立たないようにしましょう。
てるる

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