このレビューはネタバレを含みます
トニー・レオンが眼福。下着一枚の姿はどうかと思ったけど、いちいちカッコ良すぎる。
そんなトニーに金城さんがかき消されてしまうのでは、なんて思ったけど、223号のいじらしさときたら……パスワード「1万年愛す」、5月1日賞味期限のパイン缶を探し続ける、ランニングで涙を蒸発させる、極めつけに、「この記憶の缶詰に期限がないといい」……可愛すぎか!最後らへんにも出てくるかと思ってたのに、結局前半の登場だけだった。その点はなんだか不思議な構成に思えたけど……
古きよき香港の空気感、音楽、アーティスティックな画面、ぜんぶ良かった。ずっと観たかった作品、近場で、映画館で観られてよかった。
追*前半と後半は一応別ストーリーだったのか。前半の金髪女をフェイの変装だと勘違いしてた……キャラの変わりように驚いたけど、それもあえてなのかと笑
『天使の涙』も観るしかない………
2022.11.24
シネマート新宿にて2回目の鑑賞。
クラシカルブーストサウンドを売りにしている館なだけあって、手紙の中の鍵の金属音まで聞こえた気がした。オリジナルドリンクの恋するパインソーダとTAKESHI KANESHIROを片手に鑑賞。
後半の話に登場するキャストが前半にもちらっといることに気づけた。パンフレット読んだ後だといろいろ見え方が変わって、1回目とはまた違った面白さがあった。