イベリー子豚

ソウルの春のイベリー子豚のレビュー・感想・評価

ソウルの春(2023年製作の映画)
4.5
ザ・緊迫感。



韓国版
「ふるさと♪ふるさと♪ふるさと納税♪」こと
究極の【ファン・ジョンミン】劇場。


歴史をかじっていれば
結末は周知の事実なのかもしれない。


でも
そこに至るまでの「過程」が凄い。


単純な「騙し」だけじゃなく
その場の空気に合わせた絶妙な「ブラフ」。


勢いで発した「ハッタリ」が
「政治」を呑み込んで「国」を動かす。



有能・無能・狡猾・忠誠心。


「大義」と「私欲」が命を懸けて問われる
さながら国家的『白い巨塔』。



この時代を描いた作品は
本当にどれもハズレがないですね。