『おれらの多度祭 -小山地区・三年間の記録-』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
三重県桑名市多度町の奇祭・多度祭(たどまつり)。暦応年間(1338−1341)に武士達により始められたと言われており、その歴史は古い。元亀二年(1571)、織田信長の軍勢に多度大社が焼き落とされ、それからおよそ30年中断されたがそれ以外は戦時中も一度も休まず続けられてきたと伝わっている。多度町内の6地区がそれぞれ馬と騎手を選出し、毎年5月4〜5日で各地区3回ずつ、馬・騎手が人馬一体となり約2メートルの崖越えに挑戦する(上げ馬神事)。文字通り、命がけの祭である。その多度祭を多度町出身の監督が追いかけた。なぜ人々は、1円の得にもならないことに泣き笑い、命をかけるのか…。