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いつも難しそうな本ばかり読んでる日高君のmanamiのレビュー・感想・評価

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一目で「あ、田舎」って分かるのどかな風景。その中にポツンとある小さな駅で、當真あみ演じる中学生・ハママツが同級生の日高くんと二人きりになってしまうが、もうすぐ卒業だと言うのに彼とはこれまで会話したことがない。妄想と葛藤の末、思いきって話しかけてみると、、、って話。
声をかけるまでのモノローグは面白い。特に日高くんの「不思議」に言及するあたりは吹き出してしまうわ。「いかにもな雰囲気出してるのに、実は…」って子、いるよねぇ。めちゃくちゃ真面目で授業態度も良くて字もきれい、それなのに…とかさ。
いつも難しそうな本ばかり読んでる日高くん役は吉野俊矢って子。なんでFilmarksに記載ないんだろ、載せてあげたらいいのに。
二人の世界に割り込んでくる男子3人組はちょっと狙いすぎじゃないか。アホなことくっちゃべらせて、溝くっきりな二人との差を出したかったんだろうけど。でも会話のテーマもわざとらしいし、正直、ジャマに感じてしまう。だったらサキと日高くんをもっと見たかった!

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