人見知りで交流もまるでないルドヴィコ。
その部屋にマフィアから大金を盗んで逃げていたジャックが転がり込む。
口止めをして居座るジャックだが、生活を続けるうち次第に2人には友情が芽生えていく。
どことなく「レオン」を想起させる中身。
そして近づいてい来るマフィア集団の中で、果たしてどのように脱出するのか。
ルドヴィコの恋人を作ろうとするだとか、日常の描写が微笑ましいと同時に、この関係にも終わりの時が迫る。
どう終わらせるかだが、ああそうするのかというヨーロッパ的な終わり方。
最後に残されたのがアレというのが実に切ない結末。