もた

アポロ10号 1/2: 宇宙時代のアドベンチャーのもたのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

うっかりスルーしそうになったけど、しれっとすごいの作ってるリンクレイター。『スキャナー・ダークリー』『ウェイキング・ライフ』と同じでロトスコープ。その2作がどちらかというと頭の中で作り上げられた映像(だからアニメーションなのか)という趣があり、ちょっと困惑するような内容でもあった。おそらく『6才のボクが〜』くらいから政治性が顔を出すようになるのだけど、そこからの作品が何かの主張に肩入れすることなく徹底してドライな視点を貫いていて好き。もちろんそれだけがいいわけではないけど。この作品はアニメーションだけど、近年の流れの中に位置付けられる作品になっていて、テキサス出身の野球少年という映画監督としてはちょっと変わった出自に触れられていて少し納得。観察眼の鋭さと、想像力の豊かさを持ち合わせてて凄い。普通どっちかだけだろう。ていうかリンクレイターのドキュメンタリー見たいな。
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